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【立体的な空間の広がり】スキップフロアの上のリビング



こちらのリビングの作り、ものすごく素敵じゃないですか?

2段に分かれた中二階のセカンドリビング富士1

上のフロアへと上がっていく階段の途中にスキップフロア的なセカンドリビングを設けることで、単純に平坦な1つのスペースとして使用するよりも、立体的な広がりのある面白い空間を作り上げることが出来てますよね。

2段に分かれた中二階のセカンドリビング富士2

 

実はこちら、東海地方を中心に注文住宅事業やリノベーション事業を手掛ける考建さんという会社のモデルハウスの中の写真なんですけれど、こんなリビング見させられたら、思わずリフォームの相談とかしたくなっちゃいそうです。

 

こちらは同じく考建さんの、浜松にあるモデルハウス。

2段に分かれた中二階のセカンドリビング浜松2

2段に分かれた中二階のセカンドリビング浜松1

やはり同じように、スキップフロアを使った立体的な広がりのある空間の作り込み。良い感じです。こういうのを得意とする会社さんなんでしょう。

スキップフロアの上のセカンドリビングはこんな感じ。

2段に分かれた中二階のセカンドリビング浜松3

ここがメインのリビングでも十分ですけど。

セカンドリビングの上から、下のリビング・ダイニング・キッチンを見下ろした風景。

2段に分かれた中二階のセカンドリビング浜松の上のリビングから

 

こんな感じの、ラフに使えそうな収納小屋なんかも作ってあったりして。

離れの多目的作業スペース兼収納小屋 浜松

これだけの容量があれば、家族みんなの遊び道具やアウトドア系の各種アイテムも全部まとめて収納しておけますね。工具類と作業デスクを用意しておけば、単なる収納スペースとしてだけでなく、本格的なDIY用多目的作業スペースとしても使えそうです。

 

ちなみに、名古屋にもモデルハウスがあります。

2段に分かれた中二階のセカンドリビング名古屋東1

2段に分かれた中二階のセカンドリビング名古屋東2

作りはちょっと異なりますれど、やはりスキップフロア。

 

こちらのお宅、あくまでモデルハウスなんですけど、見ていて夢が膨らむ感じがして、何だかとっても楽しい気分させられちゃいますよね〜。

海が好きなもので、いつの日か自然豊かな場所に移住することができるとしたら海の近くにという気持ちが強かったんですけれど、こちらのモデルハウスを見てたら、こんな家を山の近くに建てて、収納小屋に収めた道具を引っ張り出しつつ、1年を通じて山や川に通って遊び続けるというのもありな気がしてきました。

今度、こっちの方に出かける機会があったら、ぐるっとまわって実際の建物の中も覗いてみたいですね。

( via Pinterest “kouken bino” / BinO KOUKEN )

スペースの中央の壁で仕切られたダイニング・キッチン



建物の構造上の制約から、こんな感じにスペースの中央に柱や耐力壁が出てきてしまうことって珍しくないと思うんですけれど、これって決してデメリットじゃないですよね。

耐力壁でリビングと分けられたダイニング・キッチン

広々とした大空間も悪く無いですけれど、適度に小分けされた空間って、独特の雰囲気があって落ち着けますもんね。

 

壁面には、このダイニングのようにちょっとしたディスプレイ棚を掛けてみたり、絵画、オブジェなんかを飾ってみても良いですし、配線を通しておけば照明を取り付けたりコンセントを作ることもできます。

ニッチを作ってみるという手もありますかね〜。

 

壁の向こう側はこんな感じのリビング。

耐力壁の向こうのリビング1

もしもこの壁が左右どちらかに寄せてあって、中央に2m〜2.5m程度の通路が確保されたごくごく普通のレイアウトになっていたとしたら、左右どちらかの壁に沿ってダイニングテーブル、逆の壁には収納棚があって雑貨類なんかがディスプレイされて、という感じでしょうか。正直言って面白くも何とも無いですよね。

それを、こういう風に壁の左右両方を通れる通路として確保された作りにすることで、動線も循環する形にできてスペース全体が生きてくる気がします。

 

建物の構造や、柱、耐力壁のバランスなどとの兼ね合いは最も重視すべき点の1つですし、空間の中央は家具の搬出入などに必要な経路として確保しておく必要があったりもしますから、それらに対して弊害が出るようなことは絶対に避けるべきですけれど、自然な流れの中で、建物の中央にこういった壁や柱が必要になるケースがあったら、それを無理に動かしてみようとするのではなく、そのままの形で上手に使えるレイアウトを考えてみるというのも宜しいのでは無いかと。

( via onefinestay )