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【適度に隠せる】リビングの扉付き壁面大型収納



リビング・ダイニングの壁面に、こんな感じの大型作り付け収納はいかがでしょう?

適度に隠せる扉付き大型壁面収納1

 

「モノが見えてると、雰囲気がごちゃごちゃしてイヤ」とか言って、何でもかんでも隠して収納したがる人っているじゃないですか。でも、僕はどちらかというと「あんまり隠したくない派」なんですよ。

モノって、隠したりどこかにしまいこんだりすればするほど、どんどんとその中でごっちゃになっていくような気がしてまして。なんというか、扉の向こうが徐々に淀んでいくような、そんな気がしちゃうんですよね。

だから、出来る限りモノは見える状態にして収納しておきたいと思ってますし、逆に言えば、見られても構わないような状態にしておくことが、すなわち日常における整理整頓にもつながっていくのかなと。

 

でも、あんまりにも存在感のあるものはやっぱり隠しておきたいわけで、そういうものはちゃんとこんな感じにしまっておけるというのはアリかなと。

適度に隠せる扉付き大型壁面収納2

パソコンとかって、置いてあるだけでかなり雰囲気変わりますからね。使わないときはお隠れになって頂いていたほうが宜しいかと。

面白いのは右の大きな扉。電子ドラムとギター…。

まさか、棚の中にドラムセットがしまえるとは思ってませんでした。

電子ドラム、実はウチのリビングにも、知り合いから譲り受けたAlesisのかなり立派なのがあるんですよね…。しまいようが無いと思って完全に諦めてましたけど、ゴールデンウィーク辺り使って、収納方法考えてみようかな。

( via fmd architects )

【光も風も音声も】デスク脇の内壁に穿たれた大きな丸穴



このワークスペース、脇の内壁に大胆に穿たれた大きな丸い穴がちょっと面白いです。

丸い大きな採光用の穴の開いた内壁1

丸い大きな採光用の穴の開いた内壁2

 

穴の向こうはダイニング。

丸い大きな採光用の穴の開いた内壁3

 

こちら、スウェーデン ヨーテボリの街に建つ1937年築のアパートなんですが、2009年にリノベーションが施されてまして、上の写真の穴もその際に開けられたものなんだそうで。

 

リノベーションを実施する際、フロアの内側エリアにできるだけたくさんの採光を確保したいということで、多くの内壁の取り壊しを実施しました。

ただし、いくつかの内壁については、電気の配線などの関係からそのまま取り除くことができず、検討した結果、このような穴を穿つことにしたんだそうです。

 

これ、なかなか良いアイディアですよね。

リノベーションやリフォームをする際、壁を取壊すために内部を通る電気の配線までを何らかの形でやり直すことになると、かなりの大掛かりな作業になってしまいます。しかも、マンションなどで、上下のフロアをまたがる配線が通っていたり、そもそも構造にかかわる壁だったりした場合には、壁を取り壊すこと自体が出来ないわけです。

その点、こういう形で壁に穴を開けるのであれば、たとえ制約のある壁であっても、配線や筋交いを上手に交わしていろいろなやり方が考えられるのかなと。

 

こんな風に大きな穴をしかも丸く開けるというのは、結構な技術を要しそうではありますが、ニッチ状の四角い穴を比較的小さめに開けていく程度であれば、図面を見ながらしっかりと計画を立てれば、日曜大工でDIYなんかも出来そうですしね。

ガラスブロックを埋め込んだり、扉付きの小窓を作ってみたりと、採光と通気に加えて、コミュニケーションまで考慮しながらいろんなパターンを考えてみたら、結構面白い穴が作れそうな気がします。

( via Alvhem MAKLERI & INTERIOR )