このダイニング・キッチンの、シンプルで落ち着きのある、ものすごく垢抜けたこの感じ、良くないですか?
すっきりしているのに暖かみもあったりして、斜めになったロフトの天井の包まれ感、そこを大胆に切り取るように作られた大きな窓の開放感と相まって、静かにのんびりと過ごせそうな素晴らしい雰囲気を醸してくれているのでは無いかと。
でも、こんなしゃれしゃれインテリアの中に、さり気なく遊び心を入れるのも忘れてません。
シックであればあるほど、こういうの、効いてきますよね〜。
ちなみにこちらのお宅、ワークスペースもサイコーに良い感じ。
この写真を見てて思ったんですけれど、この一画、窓の作りのお陰でかなり実用的に使えるスペースになってくれてますよね。
この窓が作って無かったら、立ち上がったときに天井に頭がぶつかっちゃいそうですし、ワークスペースではなく、収納とかそういったエリアとしてしか使えなかったのではないかなと。
僕の自宅も、3階の天井がちょうどこんな感じに斜めになってるんですけれど、建てる前にこのお宅の写真と出会えていたら、斜め天井の下のスペースをこんな風にしてみたかったです。
窓って後からどうこうしたいと思っても手を加えるのがかなり難しい場所ですから、これから家を建てるご予定の方で、ロフトがあったり、天井に斜めになった部分があるような家になりそうな方がいらっしゃいましたら、是非とも色々と検討してみることをオススメします。その下のスペースをどんな風に使用するのかを具体的にイメージした上で、家の設計段階で窓の作りまで含めてしっかりと考えることができたら、こちらのお宅よりも更に素敵なスペースを作ることもできるかもしれませんね〜。
( via Cargo )
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【壁面全面ガラス張り】開放感抜群のキッチンスペース
このキッチン、開放感があって良いですね〜。
壁が全面ガラス張り。キッチン上部の、背板無しのシンプルな作りの収納棚も良い感じです。
朝露に濡れる庭の花木を横目に見ながら朝食の準備をしたり、季節ごとに変わりゆく夕暮れの空や、窓から差し込む月の光の明るさなんかを感じながら作業のできるキッチンなんて、なんだかすごく素敵じゃないですか?
何よりも、視界が開けてるのが良いですよね。
アイランド型や対面カウンター型など、周囲の壁から独立/半独立したタイプのキッチンなら、壁に向くのではなく隣接するダイニング・リビング方向に向くことになるので、居室にいる家族とコミュニケーションを取りながら作業をすることもできますし、視界が抜けている分開放感もあります。でもその反面、ゴチャゴチャとしたキッチンの手元が丸見えになってしまったり、スペースの利用効率が悪かったり、収納の確保が難しかったり、というデメリットもあるんですよね。
その点、このキッチンのように、壁に向かった背面式タイプで壁が全面ガラス張りになっているというのは、オーソドックスなタイプのキッチンのメリットを生かしつつ開放感のあるキッチンを作れる、なかなか面白いアイディアなのではないかと。
夏暑くて冬寒いとか、冷暖房の効率が悪いとか、デメリットも色々とありそうな気もしますけれど、そこら辺の対策まできっちり検討して作りこむことができたら、本当に素敵なキッチンスペースを作ることができそうな気がします。
( via UulDesign )