白い壁やタイルと淡い色の木の組み合わせって良いですよね。
こちらのバスタブ、イタリア ミラノのデザイナーEnzo Bertiさんのデザインしたものなんですが、明るくゆったりとした雰囲気のバスルームに木材の持つ柔らかさが加わって、とても居心地の良さそうな空間になってくれているかなと。
お風呂上がりに、冷たいタイルの上じゃなくてこのフローリングの上を歩くの、ちょっと良いかも知れませんね〜。完全にリラックスした状態で、足の裏の皮膚でまで木の優しい感触を楽しんじゃう感じ?
こういう淡い色の木材って、一見するとお手入れが大変そうな気もしますけれど、実は濃い色の系統の木材よりも傷や汚れが目立たないので、メンテナンスも少し気楽だったりしますしね。
でも、浴室の床にタイルとフローリングをこんな風に組み合わせてしまうというのは、さすがにちょっと色々な処理が大変そうな気もしますけれど……。
いっそのこと、フローリングの板を固定しないでおいて、いつでも簡単に取り外せるようにしておけば、作るのもお掃除も簡単になりますし、裏にカビ生えたり腐ったりすることも無くて良いかも……?
( via archiproducts )
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【心地の良い薄暗さ】低めの掃き出し窓のあるバスルーム
こちらのバスルーム、窓の作りが面白くて良い感じかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。
160cmくらいでしょうか。極端に低いというわけでも無いんですが、微妙に背が低い掃き出し窓が、バスルーム全体の重心を下げて、落ち着きのある心地良い雰囲気にしてくれているかなと。
高い窓を作ればそれだけ室内は明るくなりますし、逆に、この程度でも低めにすることで、奥まで差し込んでくる光の量は随分と少なくなります。
「明るくて開放的な◯◯」みたいなものには無条件にポジティブな印象があったりもしますけれど、家の中には色々な空間が必要なわけで、それほど明るさを必要としない場所は、こういった窓で採光をコントロールして、ほんの少し薄暗い感じに持っていくというのも良いですよね。
この窓、何となくですが、茶室の入り口の「にじり口」にも似た感じがあるような……。
にじり口というのは、あの作りにすることによって、位の高い武士であっても茶室に入る際には必ず頭を下げなければならなかったり、帯刀したままでは入れないようにしたり、ということになり、そのことが、身分に寄らない平等な関係、その先にある、茶室の中だけで生まれる亭主と客人との特別な関係のようなものを演出するという意図があってのものらしいですけれど、建物の作り自体からも、ある種の包まれ感のようなものを持つ特別な空間を作り出す、という意図もあったのではないかという気がします。
内部に置かれたバスタブと壁面には、大きな鏡がはられています。
外部からの侵入口を小さく絞っておいて、一方で、内部側はできるだけ拡げていくというこの組み合わせ、バスルームを、独特の心地良さのあるリラックス空間にしてくれそうで、なかなか面白いのでは無いかと。
( via ikgabouwen.knack.be )