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【家族の共用空間】作り付け本棚でぐるりと囲まれた部屋



本が好きな方だったら、このくらい思い切って巨大な本棚を書斎の壁面いっぱいに作り付けてしまうというのもアリかも知れませんね〜。

といっても、こちらポルトガル中部コインブラの街に建つ、ポルトガルの著名な詩人Joao Cochofelの旧邸宅をリノベーションした物件でして、実は書斎というよりは共有ワークスペースまたは図書館といった方がしっくりと来るような共用施設の一部なんですが…。
でも、このシンプルにして収納力抜群そうな本棚は何にせよ魅力的かなと。
例えば10畳くらいの部屋の壁をこんな感じの巨大な作り付け本棚でぐるりと囲ってしまって、お父さんのお固い仕事関係の本や資料から、小説、趣味のムック本、子供たちの絵本や教科書、漫画の類いまでぜーんぶまとめて収納して、書斎兼子供部屋の家族共用ワークスペースを作り上げてしまうというはいかがでしょう?
個人的には、家の中にそういうスペースがあったら大いに宜しいのでは無いかと思ってるんですけど、なかなか実行に移せないんですよね…。
いっそのこと、リビング・ダイニングの壁でやっちゃおうかな…。

ロフト&ワークスペース付き巨大作り付け本棚



高い天井のリビングルームがあるという恵まれた方は、あわせて壁面にこんな感じの巨大な本棚を作り付けてみてはいかがでしょう?

自宅にこんな大きな本棚があったら良いですよね〜。
幅8m×高さ4mといったいったトコロでしょうか。
これだけの容量があれば、ハードカバーや文庫はもとより長期保存しておきたいムック系の雑誌や仕事関連の資料なんかまで全部まとめて収納しておけそうですし、本好きな方には堪らないのでは無いかと。
サイズを数字でみてみると、そもそもこれだけ天井が高い空間という段階でめちゃくちゃ恵まれた環境だということに気がつくわけですが、その壁面一杯に本棚を作って、更に階段とロフト的なスペースまで作り付けてしまうという発想が素晴らしいかなと。
ロフトの奥はこんな感じのちょっとしたワークスペース的な空間になってます。
例えばここにお父さんの仕事関係の資料などまとめて置いておいて、ロフト上を書斎的なスペースとして使用すれば、単なる趣味のための贅沢設備ではなく省スペースに役立つ設備にもなってくれます。
いっそのことココにしっかりとした大きなカウンターテーブルでも作り付けて、「平日は子供たちの勉強スペース」「休日はそれに加えて両親のための書斎」という感じで家族皆で使えるスペースにしておくと、勉強をしたり仕事をしたりする際の時間と空間を家族皆で共有できて、家族がお互いの姿を見ながらそれによって互いに刺激しあったりして、それぞれがより充実した勉強や自己研鑚の時間を過ごすことにもつながっていってくれそうな気がします。
巨大な作り付けの本棚や4mの天井高というのは流石にハードルがかなり高い気がしますので、コレをそのまんま真似するのはちょっと難しいかもしれませんけれど、ごく普通の天井高のリビングでも、本棚とロフトを作ってそんな感じのスペースを作ってみるというのはアリかも…?