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【まとめては無理でも隣なら】幸せを呼ぶサブのキッチン



メインのキッチンのすぐ隣に、こんな感じのサブのキッチンがあったら幸せだろうなと。

僕ね、作業スペースがごちゃごちゃしてるのが大嫌いなんですよ。
モノが溢れ返っちゃってると、作業もしづらいし、片付けもしづらいし、何だかとっても悲しい気持ちになっちゃうんです。
スペースが生き物だと考えて、その状態をヘルスチェッカー的に見るとしたら、使用状況が70%を超えたあたりでだんだんと黄色信号が点灯し始めて、80%、90%あたりでは、その作業スペースは既にほとんど死亡状態に近くなっているのでは無いかと思うんです。
そういう意味では、収納スペースにしても作業スペースにしても、「コレでひと通り収められる」「コレでひと通りの作業が出来る」というサイズ(≒90%〜100%)の1.5倍くらいのスペースを確保しておくと、「90%÷1.5=60%」ということで、常に快適な状態が保てるのでは無いかと。
メインのキッチンをそのくらい余裕を持って大きく作ることが出来れば一番幸せなんでしょうが、仮にスペースやレイアウトの関係でまとめて一塊の空間が確保できないとしても、キッチンの周辺にどこか場所を探して、こんな感じのサブのエリアを追加で作っておいたら、色々と使い勝手が良くなって、日々の生活が幸せ一杯な気持ちで過ごせそうです。
このキッチン、サブのキッチンとしてはかなり魅力的に見えます。
お鍋やミキサー、炊飯器なんかの「大物調理器具」「家電」というのは結構かさばって収納場所に困ったりしますが、そういったものをまとめて置いておける作り付けの棚と収納があるのが良いですね。
コンパクトながらも流しもあるので、メインのシンクに洗い物が溜まって作業エリアを圧迫してしまいそうなときには、使用済みの食器や調理器具をコチラに運んでおくことで、メインエリアの使い勝手を落とさないようにすることも出来ます。
小さめの冷蔵庫があるのも良いですね。特定の食材とか飲料系とか、そういったものを2台目の冷蔵庫に収めておくことで、冷蔵庫のスペースにも余裕が出てきますし、色々と考えたら、動線的なものも改善することが出来そうです。

個人的には、本当にこんな感じのサブのキッチンを自分の家に作ってしまいたいくらい。
ただ、誠に残念なお知らせがあるんですが、実はこのキッチン、サブではなく「メイン」のキッチンなんだそうで…。
ま、一人暮らしなら、こんなモンかもしれませんけどね…。
週明け早々から、またも僕の妄想のお話を延々とお聞かせしてしまいまして、大変失礼致しました…。

【拡がりを感じさせられるアイディア】洗濯機を収めたクローゼット



クローゼットといっても、ウォークインでない「普通の」クローゼットの中ですから。

このアイディア、ちょっと秀逸な感じが。
洗濯機や乾燥機をウォークインクローゼット的な場所に設置して、そのエリアを家事/洗濯作業スペースにしてしまう、というのはそれほど珍しくありませんが、ごく普通のクローゼットの扉を開けるとその中に洗濯機が収まっているというのはなかなか珍しいのでは無いかと。
ウチの妻もそうなんですけれど、世の中には「慢性なんでもかんでも隠しちゃいたい病」という難病に羅患している方が結構います。
個人的には「モノというのは、隠せば隠すほど、どんどんと淀んで堆積していく」と考えてまして、できるだけ「隠さない」方が好きだったりしますが、このクローゼットは結構好きですね。
ケースバイケースだとは思いますが、一見奇抜なように見えて、この「クローゼットの中の洗濯機」は結構合理的な使い方ができるのかなと。
例えば、洗濯機の上の棚でアイロンくらい掛けられるようにしておけば、「干す&畳む」以外の洗濯系の作業を全部このコンパクトなエリア内で済ませてしまうことが出来そうですし、そもそもこうしてクローゼットの中に収めてしまうことで、今までには置けなかったような場所に洗濯機を置くことも出来ます。
最初に書いたように、ウォークインクローゼット的な場所に洗濯機を置いて、洗濯物を干して畳んで片付けるところまでを全て同一のエリア内で全て完了できてしまうようなレイアウトは、一つの理想形といえるでしょう。
でも、現実的にはさまざまな制約があって、そういったレイアウトに出来ないケースも多々あるわけです。
例えば、「物干し台はリビングに隣接するテラスにしか作れませんでした」みたいなケースでは、リビングに洗濯機を置くわけにも行きませんから、どこか別の場所に洗濯機を置いて、洗濯が終わる度にそこからテラスまで洗濯物を運んで来なければいけないわけです。
そういったケースでも、リビングの片隅やリビングの隣の廊下のクローゼットの中に洗濯機を入れてしまえば、かなり使い勝手が良いレイアウトに持っていくこともできたりします。
このアイディア、あくまで制約や問題点を解消するための「回避策」の域は出ないかもしれませんが、間取りや動線に「今までには無い新たなパターン・組み合わせ」を生み出せそうなところが面白いかなと。
洗濯機だけじゃなくて、色々な家具や家電でも応用パターンを考えてみたい気が。