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女性3人住まいのための、豊富な収納のあるお宅



こちらのお宅、至るところに作りこまれた収納が結構良い感じかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。

 

こちら、デンマークの女性建築家Friederikeさんのご自宅でして、住んでらっしゃるのはFriederikeさんご本人と、15歳&12歳の娘さんのお三方。

玄関から入ると、ダイニングと寝室につながるドアの鴨居の上に、靴を収納するためのスペース。

鴨居の上の靴収納

女性ってほんとに沢山靴持ってますもんね〜。メインの収納スペース以外にも、こうやって「一覧できて、すぐ取れる」状態で靴を置いておけるというのは、ずいぶんと便利なのではないかと。

 

ダイニングには大きな作り付けの巨大本棚

ダイニングの壁面の巨大収納棚

これくらい余裕をもったサイズで作ってあると、かなり使いでがありそうです。

 

奥のエリアにも、やはり鴨居の上の収納スペースが。

鴨居の上の収納スペース

下の娘さんでしょうか。こういうスペース、猫でも飼ってたらさぞや喜ぶんでしょうね。

壁面収納の上のスペース

 

玄関の靴収納もそうですけれど、こちらのお宅の「上部を活かした収納」、「たまたまこういったスペースが出来たから、収納として使っている」わけじゃなくて、敢えて狙ってこの作りにしてあるところが面白いですよね。

 

ベッドルームの作りもなかなか面白いです。

大きな作り付け収納とカウンターデーブルのあるベッドルーム

窓際にカウンターテーブル、右の壁際にベッド。家具といえばそのくらいで、あとは棚と収納のみ。でも、実際ベッドルームって、このくらいの比率でしっかりと収納があったほうが、断然使い易いですもんね。

 

もう1つのベッドルームはこんな感じ。

カウンターテーブルと2段ベッドのあるベッドルーム

こちらも、置かれているのはカウンターテーブルと2段ベッドのみという、相当なシンプルさ。2段ベッドの上部と下が収納スペースという感じでしょうか。

 

実はこの2つのベッドルーム、位置関係でいうと、こんな感じになってるんです。

巨大な収納で部屋を分ける

お分かりになりますでしょうか。今ご紹介した2つのベッドルーム、元は1つの部屋だったんです。

大きな1つの部屋の真ん中に、収納とロフトベッドの機能を持たせた大きな「箱」を入れまして、右側が最初にご紹介した部屋、2番目にご紹介した部屋が左側ということになってるんですね〜。

これ、収納スペースを確保するためのアイディアとしても参考にさせて頂きたい部分が一杯あるんですけれど、お子さんの成長に合わせて子供部屋を作ったり、レイアウト変更したりするときのアイディアとしても、なかなか面白いのではないかと。

 

収納と子供部屋、どちらも問題になり始めると長引き勝ちな課題ですので(ウチだけでしょうか…)、こういう良さ気なアイディアを参考にして、早め早めの検討をオススメしておきたいと思います。

( via Bolig Liv )

明るく開放的なロフト付きワンルーム



こちらのロフト付きワンルームの雰囲気、とっても素敵じゃないですか?

ロフト付きワンルームのリビングダイニング 

 

玄関からズイっと入ってくると、

ロフト付きワンルームの玄関

 

メインのフロアは、リビング・ダイニング・キッチンとバスルーム。

ロフト付きワンルームのリビング&キッチン

幅6m×奥行き5m程度ですので、20畳弱といったところでしょうか。

斜めの天井に埋め込まれた大きな窓が、開放感いっぱいで素敵です。

 

ロフトにはこちらの階段から上がります。

ロフト付きワンルームのロフトに上がる階段

 

ロフトの上はベッドルーム。

ロフト付きワンルームのロフトベッドルーム

天井に埋め込まれた大きな天窓のお陰で、薄暗さや圧迫感は微塵もありません。

 

脇には大き目のデスクも置けちゃいます。

ロフト付きワンルームのロフトの上のワークデスク

こちらにも、同じサイズの天窓がもう一つ。これはかなり明るいでしょうね〜。

 

ロフト上から下のフロアを見下ろしたところ。

ロフト付きワンルームの.ロフト上からキッチンを見下ろす

キッチン収納の上が、ロフトフロア側から見える観葉植物置き場になっているのがちょっと面白いですね。

 

数字で見ると、下のフロアが36平方m、ロフトの上が12平方mとのこと。合計48平方mと言えばそれなりの広さな気がしますし、このくらいのスペースかな、という感じですが、36平方mでこれだけのスペースを実現しているとなると、これは結構上手にできている方なのかなと。

当然、このままの作りでは小屋裏収納的な扱いにはできないわけですけれど、建築基準法と照らしつつ、フロアを組み替えたり上手に応用することができれば、狭小住宅的な家を建てる際のアイディアの1つとして使えそうな部分もありそうですよね〜。

( via Alvhem MAKLERI & INTERIOR )