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【何だか美味しそうな色使い?】ピンクのシンクとブラウン



この洗面所、何だかちょっと美味しそうな感じしません?

モカとチョコとストロベリーみたいな…。こんな感じのアイス、小さい頃によく食べたような気が。
この方の組み合わせ方が上手というのも当然あるとは思うんですが、茶色系の色とピンクって結構合うもんなんですね。
ブラウン系の複数の色で上手くバランスが取れているところに、シンクのボールとタオルという2箇所にピンクを持ってくることで、落ち着いた雰囲気がちょっとかわいらしい感じになっていて、単に「カラフル」というのとはちょっと違う系統で良い感じにまとまっていると思います。
ちなみにこのシンク、どこかで売っていた既成品というわけではなくて、ピンクのスプレーで自分でペイントしてみただけなんだそうで。
元々は”fake gilded gold”、あんまり美しくない感じの偽物の金箔で、それが嫌だったのでちょっと塗ってみたらこんな感じに仕上がってしまったらしいです。
この仕上がりは、「ピンク」というちょっとチャレンジングな色を選択して塗ったこの人のセンスありきなんだとは思いますけれど、例えこういう組み合わせを自分で思いつくセンスが無かったとしても、こういうのをどんどん真似してしまうだけでも十分面白いかなと。
僕の家でも、リフォームの時とかに機会があったら是非真似してやってみたいものです。
( Photo ©champagne.chic )

良い感じの簡単な作り付けの棚



作り付けの棚については、今までにいくつもご紹介してきたんですが、良さ気な感じの棚をいくつか発見したので、またご紹介しておきたいと思います。

まずこちら、洗面所の脇の壁に作り付けられた棚です。
例のごとく、両脇の壁に木材を打ち付けて、その上に棚板を乗せただけ、という、最も簡単に棚が作れてしまう作り方の棚です。
この場所でこの位の高さの棚だと、洗面所の作業スペースそのものには侵食してきませんので、単純にものを収めるスペースが増えるだけで嬉しいです。
オブジェや花を飾ってみたり、洗面所で使用するもののストック類をおいておいたりするのにも便利そうですね。
続きましてはこちら、トイレの奥の上部、デッドスペース的なところに作り付けられた棚です。
こちらも、先程の棚と同じく、「最も簡単な作り方」の棚ですね。
トイレの奥側のスペースも、完全なるデッドスペースとなるエリアですので、こちらに棚を作って、トイレットペーパーや、その他のモノのストックスペースとして活用すると良いのでは無いかと思います。
ちなみにこういったタイプの棚、壁の両脇に板を打ち付けるだけ、という非常に簡単な作り方で作れてしまうのですが、ではDIYで作るとして、材料費的にはどのくらいかかるのか、というあたりが気になったので、簡単に調べてみました。
仮に、幅80cm、奥行き30cm、厚さ1cmちょい、という位の棚を2段作りつける場合を想定して考えてみたいと思います。
まず1つ目のパターンとしては、「安い」木材を使用するパターンです。
ワラン合板あたりを使うとして、厚さ1.2cm×幅30cm×長さ180cmのものが、約3,500円でした。(この価格は、世田谷区の、古くからある近所の某金物屋さんでの価格ですので、探す気になればこれよりも更に安い価格で購入することは可能だと思います)。
この板を一枚買ってきて端から順に切っていって、80cmの板を2枚、両脇に打ち付ける用の、長さ(というか幅)2cm位の棒を4本作ればOKです。
のこぎりで木材を切る回数、わずか6回。壁への打ち付けまで含めても、制作所要時間は1時間、というところでしょうか。
続きまして2つ目のパターン。ちょっと良い木材、無垢材を使うパターンです。
人目につくところや、自分が頻繁に目にするようなところに棚を作り付けるのであれば、やはり無垢材を使って作っておいた方が良いような気がします。
お値段は当然合板よりも高くなりますが。
上記と同じく、厚さ1.2cm×幅30cm×長さ180cmのもので価格を調べてみたところ、ウォールナットの無垢材で21,000円程度、タモ材の無垢材で13,000円程度、という感じです(こちらはネット通販で調べました。調べたのは一社だけなので、もっと安いお店、もっと高いお店、色々あるとは思いますが、ま、一応の目安、ということで。ちなみに、僕が見たのは、マルトクショップというお店でした)。
確かに合板よりは随分高いですが、無垢材を使って作ると、棚自体の雰囲気もかなり変わりますし、相当良い感じに仕上ると思います。
高いといっても10倍までするわけでもありませんし、どうせDIYで棚を作るなら、少し奮発して無垢材を使って作っておいたほうが、満足度も格段に上がると思います(棚の中など、人目につかない裏方的なところの棚は、当然安い合板で作ってしまったほうが良いと思いますが)。
Photo ©Greg_e