これ、何だと思います?
ベッドの下に、かなり立派な床下(竪穴式?)クローゼット…。
何だか秘密基地みたいで、ちょっとワクワクしちゃったりして。
こちら、イタリア北部 カンネートの街の、とあるワンルームマンションのベッドエリアの写真なんですが、このお宅の作り、正直言ってかなり強引です。
専有面積165スクエアフィート=14.8平方m=4.5坪=9畳…。これ、バスルームまで入れての全体の広さです。
広さだけで見るならば、かなり小さいとはいえ、都市部ならこのくらいの作りのアパート/マンションもあるかな、というくらいのサイズでしょうか。
面白いのは、内部の構造とレイアウト。
室内に入ると、6畳程度の広さの居室エリアの左手には、こんな感じの、スキップフロア状になったベッドエリアがありまして、
この床の一部がパカっと開いて、先ほどの写真のような、床下クローゼットへの入り口が出現するわけです。
それだけじゃありません。
ベッドエリアの構造物の、通路よりの部分の床をパカっと開くと…。
キ、キッチン…?
これはかなり斬新なのでは無いかと。
確かに、一人暮らしの若者なんかの場合、キッチンも毎日使うわけじゃ無いですし、もしかしてもしかすると、こういう作りもあり…かも…?
手前の階段部の下は引出しになってるんですね。
バスルームは、この作りの割りには結構普通。
全体で9畳って、流石にちょっと狭い気もしますけど、それなりの大きさの窓があれば耐えられるかも。忙しい若者なんて、平日は、夜遅くに家に帰ってきて寝るだけの生活だったりしますもんね。
こういう家に住みたいかどうかは別として、こういうアイディア、家の間取りの応用編として引出しの中に入れておくと、普通の一軒家を建てるときなんかにも、スペースの有効活用とか、面白かったり便利だったりという仕組みに応用出来たりするかもな、ということで。
( via apartment therapy )
「狭小住宅」タグアーカイブ
【面白くて実用的】天窓と梁のある斜め天井の子供部屋
この子供部屋の雰囲気、可愛らしくて良い感じじゃないですか?
天窓の埋め込まれた天井の、開放感と包まれ感が共存するこの感じ、良いですね〜。
むき出しのままの梁も、子供たちの格好の遊び道具になってくれそうです。
こちらの子供部屋の写真、実は、デンマークの天窓専門メーカー “VELUX”のサイトで発見したものなんです。
天窓って、採光や通風なんかの機能的な面を求めて導入することが多いと思うんですけれど、上手に使うと、独特の雰囲気や面白さも生み出してくれる、結構遊び心のあるアイテムだったりもするんですよね。
こちらはダイニングの写真。
日本の狭小住宅的な作りの家だと、斜線制限の関係で、最上階の天井が斜めになってしまうということってそれほど珍しく無いと思うんですけれど、そういった斜め天井の最上階をどんなスペースとして使いたいかを考えるときに、こういった天窓のサンプル写真を色々と見てみるというのも、イメージを膨らませるための1つの手として意外と良いかなと。
斜め天井に限らず、フラットな天井に天窓というのも良いですね〜。
※今回のポスト、別にVELUXさんのステマでも無ければ、特に金品を頂いているわけでもございませんこと、念のためお断りさせておいて頂きたいと思います。私、単に、人よりもちょっとだけ天窓が好きなだけなんです。
( via VELUX )