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窓が生み出す雰囲気



ちょっとこちらの窓を見てみていただきたいんですが。

この位のスペースだったら、大きめの引き違い窓を一つポンッと入れて終わりにしてしまいそうなところですが、こうやって、縦長の上げ下げ窓を三つ並べてみると、全然雰囲気が変わって来ます。
窓の外がどういったスペースかにもよると思うんですが、向かいが道路であったり、他の方のお宅であったりすると、お互いに視線が気になったりもします。
大きな窓一つ、ということにしてしまうと、結局いつもカーテンを閉じている、ということにもなりかねません(特に夜は外からよく見えるので、いつもカーテンを閉めていることになると思います)。
窓に格子状の木枠が入っているのも良いですね。
まず雰囲気がかなり可愛らしい感じになりますし、窓の間の柱部分と合わせると、かなり視線を遮った感じになると思います。
窓って、入れる場所や用途に合わせて、本当に沢山の種類が用意されています。
家を建てるときに、全ての窓についてそれぞれ真剣に考えてみると、実際に住んだときの満足感が大きく変わってくると思いますよ。
Photo ©Garik Lawson Asplund

ウッドデッキの中庭



こちら、コペンハーゲンのby nordというインテリア雑貨のサイトのイメージ写真なんですが、かなりいい雰囲気だなと思ったのでちょっとご紹介させていただきます。
なんだか、明治から昭和初期ころの和洋折衷の家のようなイメージです。
こういうの、好きですね。
建物が平屋な点がポイントの一つなんですかね。
コレが2階建て、3階建ての建物だと、ちょっとこういった雰囲気にはならないのではないかと。
ウッドデッキの敷かれた静かな中庭。そこに置かれたソファに腰掛けると、自然と水平よりも少し上に向けられた視界に、そのまま空が入ってくる、という感じでしょうか。
現代の日本の都市部だと、結局周囲の建物が視界に入ってきてしまいますので、自家屋が平屋でもちょっと難しいかも知れませんね。
いつか別荘でも建てることがあったら、参考にしてみたいものです。
今の所、そんな予定はまったくありませんが・・・。