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【一体化する屋外空間】パティオ付きワンルームハウス



コチラ、イギリスのコーンウォール州北部の海沿いに建つ一軒家なんですが、一軒家のくせにワンルームなんです。


建物自体はこんな感じの平屋造り。
建坪20坪くらいといったトコロでしょうか。かなりコンパクトな感じ。
建物内部は、リビングとベッドルームが一緒になったようなスペースと、
逆のエリアがダイニング・キッチンになってます。
本来は週末用の海沿いの別荘なんですが、夫婦2人くらいだったら、このくらいのコンパクトさ、居心地が良くて意外とちょうど良いかもなと。
玄関脇には、しっかりとした屋根の下のパティオが。
季節の良いときは、朝昼晩3食ココで食べたいくらいの良い感じな雰囲気。
こういう建物を見る度に思うんですが、立地次第では、こういう作りもアリかもなと。
「立地」というのは、こんな感じの風光明媚な海沿いの土地ならこんな作りでOKなのは当たり前のこととして、場合によっては東京の街中とかにこんな感じ雰囲気を狙った家を建ててみるのもアリかなという話でして…。
40坪くらいの土地の半分くらいのスペースにコンパクトな平屋の家を建てて、周囲からの視線は植木と塀でしっかりと遮りつつ、気軽に庭に出て寛げるような感じに仕上げられたら結構良い感じだったりしないかなと。
流石にワンルームはちょっと厳しいかもしれませんが、リビング・ダイニング・キッチン+寝室の1LDKか2LDKくらいの構成で、「庭まで含めて全体が1つの空間」くらいの感じにできると良いと思うんですよね〜。
東京都心部でそんなことしようとしたら、土地代だけで相当な金額になっちゃいますか…。
( via HOME BUNCH )

【開放感と内包感】鳥かごに包まれた内なる空間



日本とベトナムって、街並みが結構似てるんですかね…?

こちら、日本の住宅地の中の一風景と言われたらそのまま信じてしまいそうな感じもしますが、ベトナム ホーチミンに建つ個人の邸宅です。
このお宅、見た目がちょっと面白いですよね。
土地と同じ大きさの「鳥かご」のようなモノを作って、その中に建物の躯体を収めてあるんです。
(入り口は大きなスライドドアで開閉可能です)
コレはなかなか面白いやり方なのでは無いかと。
建物の下のこの空間、「鳥かご」が無くて道路からそのまま入って来られる作りになっていたら、とてもじゃないですけれどココで寛いだりする気になれないですよね。
だからといって、ココにしっかりとした塀などを作って囲ってしまったら、相当な圧迫感がありますし全く雰囲気が変わってしまうと思うんです。
必要に応じて入り口を開閉できる「鳥かご」だからこそ、この開放感と内包感/安心感の絶妙なバランスを保てているのかなと。
建物の下を通って奥側に入って行くと、こんな感じのスペースになってます。
奥側もしっかりと囲われてます。
このお宅はそれなりの大きさの庭が作れたのでこんな感じに仕上がっていますが、例えば日本の狭小住宅的なお宅で、奥側にはほんの小さな庭しか作れ無い場合でも、コレを応用したらちょっと面白い屋外空間が作れるかもなと。
メインのスペースはあくまで建物の下の部分で、場合によっては駐車場とも兼用でも、それなりの開放感がありながら、外部からの視線を気にせずに寛げる…。
土地に余裕が無くても、そんな感じの空間が作れそうな気がするんですけれど…。
いざ実際にやってみようとしたら、意外と難しかったりするんでしょうかね?
( via dezeen )