こちらのお宅、作りがちょっと素敵だなと思ったのでご紹介させていただきます。
変則的な形状の、明るく開放的なダイニング・キッチン。
スペースの中央の柱によせてレイアウトされたカウンターが、そのまま左奥のシンク用のスペースにのびてつながります。
シンクの正面には大きな窓、その上部にはシンプルな造作のディスプレイ棚。作業エリアを取り囲むように置かれた、たくさんの観葉植物がいい感じ。
シンクの逆側のサイドには、スモールダイニング的なスペースも。
こういうこじんまりとしたスペース、けっこう好きなんです。平日の夜、ちょっと遅めに帰ってきたご主人/奥様と、今日あったことを話しながらビールかワインでも軽く一杯、とか、予定のない休日の、なんとなくのんびりしたひとときに、夫婦二人でちょっとお茶でも、みたいな感じだったら、このくらいのスペースでも十分ですよね。
もちろん、メインのダイニングスペースもしっかりと用意されてます。
奥側に作り込まれた、外に向かって突き出したかのような作りの窓に囲われたスペースがまたちょっとおもしろいかなと。サンルームのような、半屋外的な雰囲気のあるスペースとして使えそうです。
ちなみにこちらのお宅、バスルームもなかなかいい感じなんです。
正面には高さのある細長の窓。そしてその脇に鏡、左サイドの壁にも複数の鏡。明るくて開放感があって、とても素敵なバスルームですよね。
こうやって順番にみていくと、こちらのお宅、どこもかしこも素敵ですけれど、いずれのスペースにも共通していえることは、「窓が素敵」「窓まわりが凝ってる」ということかなと。
家を構成するパーツの中で、窓に興味があるかたというのは決して珍しくなく、家を建てる際に、窓をどうするかということを最も重要視する項目のひとつとして上げるというかたもたくさんいらっしゃると思います。窓というのは、デザインの面でも機能の面でも、非常に多くの役割を果たしているパーツなわけですから、重要視するかたが多いのも当然といえば当然なわけですが、それだけに、「窓に凝る」のって決して簡単なことではないと思うんです。素敵な窓のあるお宅をの写真を見たからといって、それがそのまま真似できたり、全く別の建物に応用できたりするかというと、そんな簡単なものでもないですしね。でも、素敵なものをみると、そこから何らかの刺激を受けたり、それまでぼんやりとしていたイメージが、もう少し具体的な形になってきたりするのも事実なわけで、そういった意味では、まずはいろいろと見てみるというのは大切なことだと思います。
このポストを御覧いただいているかたのなかに、これからお家を建てたり、リフォームしたりするご予定のあるかたががいらっしゃいましたら、こちらのお宅の素敵な窓や雰囲気を見ながらイメージを膨らませてみたり、具体的なアイディアを検討してみてはいかがでしょうか。
( via BO BEDRE )
「開放的」タグアーカイブ
中庭に面した開放的な書斎
書斎というと、閉じられた誰にも邪魔されない空間、というイメージですが、こういった開放的な書斎というのも中々魅力的です。
中庭に面したガラス張りの廊下の突き当たりに作られた、コレまた全面ガラス張りの開放的な書斎です。
イメージ的には、書斎というよりはワークスペースという感じなのかもしれませんが、大きな机にキャビネット、明るい照明、本棚と、設備的には相当充実していますので、やはり書斎という言葉の方がしっくり来ると思います。
こんな開放的だと、家族とかの邪魔が入り勝ちになってしまいそうな気もしますが、そういったデメリットを差し引いても、この開放感、十分に魅力の方が勝っていると思いますね。
部屋の壁を作らずに、廊下などの共有エリアを有効活用した様な作りになっていますので、都心部の狭小住宅でも、こんなイメージの書斎を作ることは十分可能なのでは無いかと思います。
( via http://www.contemporist.com/ )