このベランダの雰囲気、良いですね〜。
屋外空間だからといって適当にやっつけず、ライムグリーンをベースにきっちりとトータルコーディネイトされてるところが素敵です。
色々な家具が置かれていて制約も多い屋内の10畳のリビングを色々頑張ってコーディネイトするのって結構大変な作業なわけですけれど、家具も用途も限定的な4畳のベランダをコーディネイトするのは、自由度も高くてやれることも沢山ありますし、少ない手間で完成度も満足度も高いスペースが作れるのでは無いかと。
それほど広々としたベランダじゃないですけれど、そこに敢えてソファを2つ入れてあるところがまた素晴らしいですよね。
これがソファ1つじゃ、そもそもメンバーが3人4人になっちゃったらベランダが使えませんし、例えば夏の夕暮れに、訪ねてきた友人と2人でベランダでちょっと一杯やろうかなんてときにも、コンパクトなソファに男同士で並んで、なんてのもちょっと気持ち悪いですしね。
その点、小さくてもソファを2つ入れておけば、例えば友人夫妻が訪ねてきたりしたときにも、ゲストには大きなソファに掛けてもらって、コチラは小さい方のソファ+椅子でも1つ持ってくれば、みんなでベランダで過ごすことができるわけで、ベランダというスペース自体の使い勝手が一気に上がってくれちゃうわけです。
大小2つで組み合わせたソファを対角線に配置してあるのもポイント高いですね〜。
こうすることでスペースに広がりが出て、一気に開放的で過ごしやすい雰囲気になってくれてますよね。
適当にやっても何とかなってしまいそうなちょっとしたスペースだからこそ、しっかりと考えて丁寧に色々と盛り込んでいくことで、気の利いたポイントがギュッと詰め込まれた最高に素敵なコンパクトスペースに仕上がってくれるのでは無いかなと。
( via Ion Decoration )
「雰囲気」タグアーカイブ
【動線と採光】キッチンとダイニングをつなぐ室内窓
こちらのキッチン、ちょっと良い感じじゃ無いですか?
ダイニングとキッチンは元々は完全に独立した別々の部屋になっていたんですが、リフォームをする際に2つのエリアの間の壁の上部を一部抜いて、上記の写真のような大きな室内窓を作ったんだそうで。
この窓のお陰で、キッチン自体は適度に隠されたクローズドな空間として保たれつつ、ダイニング側から差し込む明るい光がキッチンエリアまでしっかりと届くようになって、キッチンの雰囲気がものすごく明るく開放的になってくれてますよね。
ペニンシュラ型キッチンのようにダイニングとキッチンの間がダイレクトにつながった作りになっているので、料理を出したり食後の食器を下げたりするのも全てここから出来て、実際の動線としてもかなり効率的になってくれそうです。
しかもこの窓、ちゃんと閉じることも出来るようになってるんです。
これ、良いですね〜。
ガラス窓なので当然採光や開放感は保たれたままなワケですが、その上で、必要に応じて下部まで完全に閉じることで、キッチンの音や匂いなどをシャットダウンすることも出来るわけです。
リフォームというと、どうしても大掛かりに手を入れたりレイアウトを変更したりということをイメージしてしまうんですけれど、ほんの一箇所の壁に手を入れるだけでもこれだけのことができるわけで、こういうのを見させられてしまうと、まずは現在の状況をしっかりと把握すること、そこからイメージを膨らませて、どこにどう手をいれることが出来るのかを検討してすることって本当に大切なんだと改めて感じさせられます。
( via degoma )