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【シンプルレトロ】キッチンの壁面一杯の作り付け収納棚



このダイニング・キッチンの収納、ちょっと良い感じじゃ無いですか?

キッチンの壁面いっぱいに作り付けられた軽量フレームのシンプルなシェルフシステム

側板も背板も無い、シンプルなフレームだけで構成された壁面収納。壁面全体を覆うように全面に収納が作り付けてあるのに、圧迫感も無ければ採光も妨げず、開放感抜群な雰囲気が素晴らしいかなと。

シンプルなフレームシェルフシステムのあるキッチン

 

こちら、イタリアンのキッチン家具メーカー “demode”のMeccanicaというシェルフシステムでして、極限までシンプルなデザインのメリットは、雰囲気に与えるものだけじゃないんです。

各フレームパーツは全てはめ込み式のジョイントパーツのみで接合されてまして、接着剤は一切不要。自宅のレイアウトに合わせて、ユーザーが自由にパーツを組み合わせてシェルフシステムを構築出来る上に、必要に応じて、分解・組み換えも自由自在にできるので、模様替えやレイアウト変更にも柔軟に対応できちゃうんです。

 

グラスや食器、大物小物の各種調理器具など、キッチンにあるもののサイズや大きさって、本当に千差万別なわけですが、必要に応じて自由に収納エリアをカスタマイズできると、そういったもの収めるスペースも、過不足無く確保できて良いですよね。

シンプルなフレームシェルフシステムのあるキッチン2

シンプルなフレームシェルフシステムのあるキッチン3

このシンプルでちょっとレトロフューチャーな感じ、結構好みです(ちなみに、社名の”demode”って、「時代遅れの」とか「旧式の」というような意味ですよね。この社名がどういう意図で付けられた社名なのかは知りませんが)。

 

これだけ全部見えっぱなしだと、常に整理整頓しておくのがちょっと大変そうな気はしますけどね…。

でも、一切隠すスペースの無いこんな作りの収納だからこそ、迫り来るモノたちに屈すること無く、整理整頓戦争に勝利することもできるのでは無いかと。

( via demode )

【包みこまれる小空間】プラハの庭に建つ茶室



こういうの、わびっていうんでしょうか。

チェコのA1 architectsのデザインした茶室

何も分かってないのに、とりあえず言ってみました。スンマセン…。

 

こちら、チェコのA1 architectsがデザインした、プラハの某お宅の庭にある茶室なんですが、この雰囲気、素晴らしく良い感じじゃ無いですか?

チェコのA1 architectsのデザインした茶室2

躙口(にじりぐち)と呼ばれる、体を屈めなければ出入りできない入り口から、内部に入り込むと、

チェコのA1 architectsのデザインした茶室の躙口

狭小ながらも、圧迫感では無く、包まれるような居心地の良さに満たされた空間が。

チェコのA1 architectsのデザインした茶室の内部

自宅にこんなスペースがあったら素敵でしょうね〜。

 

茶を嗜むわけでなくとも、友人たちと、ごくごく近い距離感でじっくりと会話を楽しみながら盃を傾けたり、時には独りで静かに物思いに耽ってみたり。

たまには夫婦水入らずで、ここでのんびりとした時間を過ごしてみたりするのも良いかも知れません。

A1 architectsのデザインした茶室の立体図

A1 architectsのデザインした茶室の俯瞰図

 

都市部の狭小住宅に家族で住む身としては、茶室なんて夢のまた夢どころか、毎日が茶室のような狭い空間の中で大騒ぎを繰り広げているようなもので、風情もクソもあったもんじゃ無いわけですが、いつか何かのきっかけでもう少し余裕のある土地に引っ越しをするようなことがあれば、そのときには是非、選択肢の1つとして検討してみたいものです…。

( via A1 architects )