このブログでよくご紹介するものの1つに、「空間のつなげ方/区切り方」的な話題があるんですけれど、こういうのはいかがでしょう?
リビングとキッチンの間が、スリット格子の引き戸で仕切れるようになってるんです。
これ、ちょっと良くないですか?
これが化粧合板とかだったら、引き戸をひくと「完全に閉じてます」という感じになっちゃうと思うんですけれど、これだったら閉じておいても圧迫感も無いですし、スペース同士がほど良く区切れた感じになってくれるかなと。
しかもこのスリット、ガラスも入ってるんです。なので、光と視線は遮りつつも程よく通して、音と臭いは通さないという、非常に絶妙な感じの仕事をしてくれちゃうわけで。シチュエーションに応じてこの引き戸を動かすことで、かなり色々なパターンのつなげ方/区切り方を実現できそうで、これはなかなか芸が細かいですよね。
広めのスペースを、「仕切りなく丸ごとリビング・ダイニング・キッチンに」みたいな使い方も当然良いとは思うんですけれど、そこに加えてこういうアイディアも盛り込んでおけると、さらに柔軟なスペースの使い方ができるようになって宜しいのではないかなと。
(さすがにキッチンにはちょっと合わないかも知れませんけれど)これの応用編で、障子とかを持ってきてみるのというも、もしかすると面白いかもしれませんね。
( via Home Adore )