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OTSU FURNITURE – 目黒通り 目黒区鷹番1丁目



目黒通り沿いには、結構沢山の家具屋さんが密集してます。
家のインテリアなどを考えるときに、このあたりを軽くふらふらすると、色々なアイディアが浮かんで来て助かります。
コレから少しずつ、目黒通り沿いの家具屋さんを紹介して行きたいと思います。
まず一軒目 目黒通り鷹番一丁目のOTSU FURNITUREです。(特に他意があってこの家具屋さんが一軒目な訳ではなく、単にウチの方から見て行ったら一番近かっただけです。そのうち、このエリアの家具屋さんマップなども作ってみたいと思います。)

目黒通り,家具屋,OTSU FURNITURE

店頭には、「なんかおじいちゃんの家にこんな感じの家具があったな〜」という感じの家具がならんでいます。
最近良くある、(多分ですが)日本の、明治〜昭和中期くらいの家具をなおして扱っているアンティークの家具屋さんです。
この和風ソファ(というんでしょうか?)は、造りもしっかりしていて、座り心地も中々でした。

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お値段は21,000円でした。とてもいい感じのソファで、洋風のリビングに置いてもそのまましっくりと溶け込みそうな雰囲気です。ベランダなどに置いても良い感じかも。
こういったアンティークの家具って、懐が深いというか、どんな場所にでもそれなりにマッチしてしまう「柔らかさ」の様なものがある気がします。
店内はこんな感じです。
アンティークのたんす、クローゼット、棚、等が色々とディスプレイされています。
こういったガラスのものや、アンティークの和風ランプシェードなども取り扱ってます。
【OTSU FURNITURE】
 住所:東京都目黒区鷹番1-4-9
 電話:03-3794-7883


椅子の座り心地-丸い背もたれの安定感、安心感



椅子について詳しい訳でも何でも無いんですが、先日、moda en casaに行ったときにふと感じた事があったので、ちょっと書いておきたいと思います。
moda en casaで、「座り心地良いな」と感じたこのソファ、
何で座り心地が良い(あくまで僕の主観ですが)んだろう、と思ったんですが、恐らくそれは、この「背もたれの形状」にポイントがあるのではないかと。
普通の椅子の平面な背もたれは、体を面で支えます。背もたれに対して寄りかかったときに、まっすぐ垂直に寄りかかれば、正面から支えてくれますが、姿勢を斜めにして寄りかかれば、背もたれは、そのもたれかかった角度でしかサポートしてくれません。
それに対して、このソファは背もたれが丸くカーブしているので、体をどちらに傾けていても、体の中心に対して垂直に、均一に体をサポートしてくれることになります。そのことが、ソファで寛ぐ際の、「安定感」、「安心感」につながるのではないかと。
実際に、このソファの座り心地は中々のものでした。
このソファのことについて考えているときに思いだしたのは、フランク・ロイド・ライトのデザインした、「バレルチェア」です。

lloyd,ロイド,バレルチェア

ロイドがデザインしたこの椅子も、背もたれが丸くカーブしています。
この椅子、妻の実家が持っている別荘にあったので座ってみたことがあるんですが、本当に座り心地が良いです。
座っていると、自然と姿勢が正される様な心地よい緊張感があり、そして、椅子全体で体をしっかりと支えてくれる様な安心感があります。
ロイドが設計した、このバレルチェアは、背もたれが丸くカーブしているのに加え、座面が凸上にこんもりと盛り上がった形状をしています。
上記のソファと同様に、体の姿勢に関わらず、背もたれが体をしっかりと支えてくれる様な安定感、安心感があるのですが、この座面の凸形状にももう一つのポイントがある様に感じています。
コレについては、非常に感覚的な事でしか説明ができなくてお恥ずかしいのですが、ロイドのこの椅子に座った際、座面が凸形状になっている事によって、座った際の体の姿勢を正しく保つ様に、また、背もたれに対する姿勢を適度に保つ様に、体をコントロールされている様な、そういった印象を受けました。
椅子というのは「座るための道具」な訳ですが、それを使用する人間がどの様に座るのか、どのように座ってほしいのか、ということを意識して、それをしっかりとデザインに盛り込む事によって、「人の座り方そのもの」をデザインすることが出来る。ロイドの椅子は、そんな事を感じさせられる椅子でした。(つたない文章でお恥ずかしい限りです。)