良いなと思った家や内装、家具など」カテゴリーアーカイブ

【二重の天窓】螺旋階段の上のロフトベッドルーム



こちらのリビング・ダイニングの雰囲気、素敵じゃないですか?

ロフトに上がる螺旋階段のあるリビングダイニング1

明るく開放感溢れるこの感じだけでも素晴らしいと思うんですけれど、この螺旋階段と、上部に見えてるガラスの「何か」が、これまた気になったりしません?

 

このリビングダイニング、逆から見ますと、こんな感じになってるんです。

ダイニングとロフトの寝室に上がる螺旋階段

そう。上に見えていた「ガラスの何か」は、ダイニングの上に作られたロフトスペースの床。つまり、ロフトの床がダイニングの天窓になってるんですね〜。

 

螺旋階段を上がっていきますと…。

屋上へと続くロフトの上の螺旋階段

 

ダイニングの上には、こんな感じのベッドエリアが。

ダイニングの上のロフトのベッドルーム

床の一部がガラスになっていて、天窓から差し込んだ光がそのままダイニングまで届きますので、ロフトを作ってもダイニングの開放感はそれほど損なわれず、こういった、明るくて開放的な雰囲気を保てているわけです。

これ、ちょっと良いですね〜。

「ダイニングの上がベッドルーム」という配置は、もしかするとちょっと微妙なものもあるかもしれませんけれど、来客時にはカーテンでも引いてある程度隠したりできるようにしておけば良いわけですし、何よりも、この明るく開放的な雰囲気を、ベッドルームとダイニングという2大重要エリア双方で享受できてしまうわけで、まさに「一粒で2度美味しい」的なアイディアなのではないかと。

あ、でも、万が一、「ベッドルームが明るいと眠れない」というパートナーをお持ちの場合は、こういうベッドルームを作ると非常に悲しい結果を招く可能性が高いですので、本当にこちらのお宅を参考にする場合には、ご主人/奥様のご意見を事前にしっかりと確認しておくことを激しくオススメしておきます。

 

ちなみに、螺旋階段で一番上の天井まで上ると、

螺旋階段から屋上へとでる天窓

天窓が開いちゃいまして…

天窓から屋上へと出る

屋上に出られちゃうんです。

コレも良いですね〜。

手すりとか、最低限の安全対策は当然必要だとは思いますけれど、後は別に何も無い「単なる屋根の上」でも、季節の良い時期に冷たいビールでも持って上がったら、それだけできっとものすごく気持ちが良いひとときを過ごせちゃうと思うんですよね〜。

( via Stadshem )

女性3人住まいのための、豊富な収納のあるお宅



こちらのお宅、至るところに作りこまれた収納が結構良い感じかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。

 

こちら、デンマークの女性建築家Friederikeさんのご自宅でして、住んでらっしゃるのはFriederikeさんご本人と、15歳&12歳の娘さんのお三方。

玄関から入ると、ダイニングと寝室につながるドアの鴨居の上に、靴を収納するためのスペース。

鴨居の上の靴収納

女性ってほんとに沢山靴持ってますもんね〜。メインの収納スペース以外にも、こうやって「一覧できて、すぐ取れる」状態で靴を置いておけるというのは、ずいぶんと便利なのではないかと。

 

ダイニングには大きな作り付けの巨大本棚

ダイニングの壁面の巨大収納棚

これくらい余裕をもったサイズで作ってあると、かなり使いでがありそうです。

 

奥のエリアにも、やはり鴨居の上の収納スペースが。

鴨居の上の収納スペース

下の娘さんでしょうか。こういうスペース、猫でも飼ってたらさぞや喜ぶんでしょうね。

壁面収納の上のスペース

 

玄関の靴収納もそうですけれど、こちらのお宅の「上部を活かした収納」、「たまたまこういったスペースが出来たから、収納として使っている」わけじゃなくて、敢えて狙ってこの作りにしてあるところが面白いですよね。

 

ベッドルームの作りもなかなか面白いです。

大きな作り付け収納とカウンターデーブルのあるベッドルーム

窓際にカウンターテーブル、右の壁際にベッド。家具といえばそのくらいで、あとは棚と収納のみ。でも、実際ベッドルームって、このくらいの比率でしっかりと収納があったほうが、断然使い易いですもんね。

 

もう1つのベッドルームはこんな感じ。

カウンターテーブルと2段ベッドのあるベッドルーム

こちらも、置かれているのはカウンターテーブルと2段ベッドのみという、相当なシンプルさ。2段ベッドの上部と下が収納スペースという感じでしょうか。

 

実はこの2つのベッドルーム、位置関係でいうと、こんな感じになってるんです。

巨大な収納で部屋を分ける

お分かりになりますでしょうか。今ご紹介した2つのベッドルーム、元は1つの部屋だったんです。

大きな1つの部屋の真ん中に、収納とロフトベッドの機能を持たせた大きな「箱」を入れまして、右側が最初にご紹介した部屋、2番目にご紹介した部屋が左側ということになってるんですね〜。

これ、収納スペースを確保するためのアイディアとしても参考にさせて頂きたい部分が一杯あるんですけれど、お子さんの成長に合わせて子供部屋を作ったり、レイアウト変更したりするときのアイディアとしても、なかなか面白いのではないかと。

 

収納と子供部屋、どちらも問題になり始めると長引き勝ちな課題ですので(ウチだけでしょうか…)、こういう良さ気なアイディアを参考にして、早め早めの検討をオススメしておきたいと思います。

( via Bolig Liv )