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全面シーサイドビューのリビング



つい先日も、海の見えるリビングネタを2つ(その1その2)ばかり書いてしまったんですが、またまた海の見えるリビングをご紹介させていただきます。

こちら、ニュージーランド オークランドのシーサイドビューリビングでございます。
海が一望です。素晴らしい眺めです。ホント羨ましいです。角の部分に柱が無い様にも見えるんですが、構造計算とかちゃんとしてるんでしょうか。
ちなみにココはハーバーの中で、海の向うに見えるのは商業エリアの中心地とのことです。
この景色を手に入れるためには海沿いに家を建てなければいけない訳ですが、別に窓から見えるのは海じゃ無くてもいいと思いますね。
例え住宅地の中でも、視線が開けていて、こういった窓が作れれば、自宅のリビングから「良い眺め」を楽しむ事は十分可能だと思います。
そのために必要な事をざっと考えてみますと。
・視界が開けている面があること(四方が全部隣の家の壁、ではさすがに無理。2階とか3階が良いのかもしれません)。
・隣家を覗き込む様な配置にならないこと(例え自分の家の窓でも、そういった窓を作ることは制約されます。道路とか公園とか周りのお家のお庭とか、そういったものに面した方向が良いのでは無いかと思います)。
・柱や耐力壁が必要な箇所で無いこと(建築家さんと要相談。工法によって色々変わってくるでしょう)。
中々厳しそうではありますが、できるお家はできる、という感じだと思うんですが。
例えそれが海でなくても、視界が開けてて道路を行き交う人や車が見える、というのでも中々良いものだと思います(そりゃ海の方が良いですが・・・)。
Photo ©/\ltus

クリスチャニアのガラスの家



デンマーク コペンハーゲンのヒッピー自治コミュニティ、クリスチャニアにあるガラスの家です。

日本で家を建てよう、という人にどの位参考になるのかわかりませんが、ま、良い感じだったので。
強度とか気密性とか、そういったものは全然考慮されていないと思いますね。家の躯体は、ほぼ全てガラス窓で作られていて、家全体が巨大なサンルームみたいな感じなのでしょうか。
家の中に太陽の光が燦々と降り注いで、家の中のどこにいても、屋外か日当りの良い南向きの軒下に居る様な感じでしょう。きっと気持ちがいいと思います。
(家に限らず)こういったものを目にしたときによく思う事があります。「何かを得る替わりに何かを失っている」のではなく、「何かを失ったとしても、必ず何かが得られている」という、ポジティブな考え方というのが、幸せな人生の為には何よりも重要なのではないかと。
このおんぼろグラスハウスでしか得られない「もの」も「経験」も、沢山あるのではないかと思いますね。
Photo ©seier+seier