こちらのロフトの子供部屋、雰囲気や作りがちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
壁沿いには兄弟で並んで使える大きめのカウンターデスク。その脇には造作の収納棚。
実はこちらのお宅のお子様、男の子3人兄弟なんです。小学校高学年くらいになってきたらこのスペースに3人はちょっと厳しいかも知れませんけれど、まあ、そのくらいの年齢になったらどっちみち部屋を分けることも考えなきゃならないですし、とりあえずのところはこんな感じというので宜しいの絵は無いかと。
勾配天井の下部にも、低い場所でも使いづらくならないように配慮された、キャスター付きの収納ボックスを収めるスペースが。
斜めになった天井の下の包まれ感のあるスペースに、大振りなクッションを床に直置き。この上で飛び跳ねたりして遊んだり出来ちゃいそうで、ちょっと楽しそう。
ちなみに隣のエリアには、
梁からぶら下げられたハンギングチェアが。
当然、必要な強度が確保できているかどうかは当然確認する必要はあるんでしょうけれど、梁が出ている部屋って、こういうことができるのが良いですよね〜。
ロフトのお約束、小屋裏収納もあります。
高さが余り無いので部屋的に使うのはちょっと難しいかなと思うんですけれど、場合によってはココを将来3兄弟のうちの1人のベッドルームにしてみるというのはアリかも。
こういう手すり、僕は今まであまり見かけたことが無かったんですが、手軽に付けられる割には安全性をグッと高めてくれそうで、結構良いアイディアかなと。
ハンギングチェアの吊られた方のスペースまで含めてせいぜい12畳程度のスペースといった感じだと思いますけれど、シンプルな作りのままで、最低限の壁で空間を上手に区切ってあるお陰で、将来的にどういった使い方をしたくなっても柔軟に対応できそうな作りになっているところが良いですよね。
そう言われてみれば、カウンターデスクがあるエリアにも、ハンギングチェアがあるエリアにも、それぞれから廊下にでられるように扉が作られていますので、そもそもの段階から将来のリフォームを視野に入れて作られているお部屋ということなんでしょう。
こういった作り、将来の子供部屋レイアウトをどうしたら良いのか決めあぐねているようなケースでは、結構色々と参考にできる部分があるのでは無いかと思います。
( via studio-EI interieurarchitectuur )
「自宅用」タグアーカイブ
【時間と空間を共有】家族で使える多目的ワークスペース
こんな感じに、自宅に家族皆で一緒に使えるワークスペースがあるのって、良いですよね〜。
こちら、アメリカ南東部 ノースカロライナに住むジョンソンさんご夫妻の自宅のワークスペースでして、もともとはダイニングスペースで、そこで奥様が写真関係の仕事の作業なんかをしてたらしいんですが、どうにも使いづらくて我慢ができなかったので、ご主人に相談をして自分たちでリノベーションしてしまったんだそうで。
自宅で仕事をする方はもちろんのこととして、別に自宅で仕事をするわけでは無い方でも、ちょっと持ち帰り仕事をしなければならないようなときとか、本を読んだり、PCで調べ物をしたいときなど、どんなときでも全てここで作業することが出来て便利そうです。
何よりも、こうやって家族皆で使えるようになっていることで、「家族みんなでお絵かき」「家族みんなで工作、DIY」「子供たちは勉強、お父さんとお母さんは読書」みたいな感じで、家族で時間と空間を共有しながら、色々なことをいっしょにすることができるところが素晴らしいかなと。
女性的な柔らい雰囲気でまとめてあるところも素敵です。
僕は男性なせいか、インテリアの雰囲気なんかも、どちらかというと「カチッとすっきり」みたいなのが好みだったりするんですが、家族で暮らしていれば当然家の中には男性も女性も両方いるわけで、だったら女性のアイディア主導でこういう感じにしていくというのも、遊び心があってなかなか宜しいのでは無いかと。
うちの自宅のダイニングも、将来こんな感じの多目的ワークスペースにリノベーションしてみようかな…。問題は、代わりのダイニングを作るような別の場所が、今のところどこにも見当たらないところなんですけどね……。
( via Be True Image Design )