このダイニング・キッチンの雰囲気、良いですね〜。
キッチンがあまりオープンすぎると、音や匂いがそのままリビング・ダイニング側に流れていってしまったり、汚れ物が流しに置いてあるのが丸見えになってしまったりと、人によっては色々と気になってしまうこともあったりしますよね。
昔ながらの独立型キッチンや対面型キッチンであれば、レイアウトに応じてある程度のクローズドなスペースが確保できるわけですけれど、当然のことながら、こういったオープンで開放的な雰囲気は損なわれてしまうわけで。
その点このキッチンは、ほぼ正方形に近いスペースの一辺をキッチンに割り当てていますから、スペースの利用効率も使い勝手も良さそうですし、キッチン-ダイニング間の動線的にも、これ以上ないくらいに便利な位置関係になってくれてます。
しかもこのキッチン、実は右側の奥にはこんなスペースがあったりしまして、この上なくオープンなキッチンのクセに、しっかりとクローズドなスペースまで確保されてしまっているという……。
この程度の広さでも、ちょっと奥まった感じになったスペースが確保できていると、ごっちゃになり勝ちなものは、なるべくこちらのエリアに持ってくるように予めレイアウトを考えておいたり、来客時にはこちらをメインの作業スペースにしたりと、色々と応用が効かせられそうです。
階段下のエリアに、流しやコンセント、換気扇なんかを準備しておくと、更に使い勝手が良くなってくれそうですよね。
完全にオープンなダイニング・キッチンと、ちょっとしたクローズドなスペースの組み合わせ。このレイアウト、結構使えそうな気がします。
( via WHITINGARCHITECTS )
煤けた風合いのあるリビングのシンプルな収納棚
こちらのリビングの本棚、ちょっと良い感じかなということで。
文庫、ハードカバーから雑誌など様々なサイズの本と、その他色々なオブジェ類やスタンドライトまで、アイテムを選ばずどんなものでも懐深く収めてくれるこういう収納棚、少し大き目のサイズで1つ用意しておけると何かと便利で良いですよね。
煤けた風合いのある、シンプルでがっちりとしたフレームと棚板の感じが、また良いですね〜。
家を建てる際に使った足場の板を材料にして作ったんだそうで。
1ブロックの縦横比は、ぱっと見で黄金比くらいかなと思ったんですけれど、少し横が長いですかね。ざっくり測ってみたところでは、横4段×縦6段で480px:420pxという感じでしたので、7:12≒1:1.7ちょいというくらい。
少し幅広めで収納効率良く使えそうなブロックを、縦長横長シンメトリー、大小交えて4×6段で組んで、最終的に正方形よりも気持ち幅広に収めてあるところも個人的には結構好みかなと。
シンプルで雰囲気のあるこういう棚、探しても結構見つからなかったりするんですよね。
DIYしちゃうのが良いんでしょうけど、それはそれで、材料も時間もなかなか手に入らなかったりして……。
( via dwell )