【遊び心のアクセント】リノベーション後の赤いトイレ



こちらのトイレ、さすがにココまでやってしまうと、落ち着いて用が足せないような気がしますが…。

トイレットペーパーホルダまで真っ赤にしてあったりして、結構芸が細かいです。
実はこちら、オランダ東部ハールロの街に建つ、教会をリノベーションしたお宅のトイレでして、予備のペーパーが十字に吊り下げてあるのも伊達じゃなわけです。
玄関を開けて建物内部に入って行くと、左手がダイニング・キッチン。真ん中にデーンと構える構造物は、2階に上がっていくための階段です。
右手のエリアはリビング。
奥はワークスペースになってます。
階段で2階に上がっていきますと…。
ソコには、ベッドルームとバスルームが。
全体を俯瞰して見ると、こんな感じ。
吹き抜けた上階の浴室から、バスタブに浸かりながら見下ろす風景はなかなかのものなのでは無いかと。
この開放感、これぞロフトといったところでしょうか。
しかしコレ、日本で言ったらお寺や神社をリノベーションした物件という感じなんですかね?
そんな物件はいままでにお目にかかったことが無いですけれど、やりようによっては確かに良い感じのモノをつくれそうな気はしますけど…。
でも、神様に怒られちゃいそうで何だかちょっと怖くないですか…?
ココらへんはやはり、お国柄とか宗教観とかそういったものが違うからなんでしょうね。
( via AFFLANTE )

【寛ぎの空間にも】ゆるい階段の脇の作り付け巨大本棚



階段脇の壁に本棚を作り付けるというパターンはたまに見かけますけれど、ホントはこんな形で作ることだできたら理想的なのかなと。

奥行き10m弱はありますでしょうか。壁一面天井まで全部本棚になってますから、コレは相当な収納力が期待できそうですね。
この階段脇の本棚、何よりも良いなと思った点は、階段がものすごく緩いところなんです。
見た感じ「50cm進んで15cm上がる」くらいですから、階段の傾斜は20度以下といったところでしょうかね。
階段脇の本棚って当然のことながら階段の途中にあるわけで、油断すると踏み外したりする可能性もありますし、どうしても、「落ち着いてのんびり本を探す」というのとはちょっと違う感じになっちゃうと思うんですよね。
でも、これだけのサイズの本棚だとお目当ての本を探すのも場合によっては多少苦労するでしょうし、「時間があるから、ちょっと何か読もうかな〜」と思って適当に本を探す時なんかは、それなりの時間を掛けて本棚と向き合うことになるわけで。
そういうときに、35度とかあるような普通の階段だと、やはりその階段を上ったり下りたりしながら探すイメージになるわけで、忙しない感じになっちゃうのは避けられないと思うんですよ。
その点、こんな感じの緩い傾斜の階段だと、本を探すのものんびりとできそうですし、ちょっと階段に腰掛けてパラパラと本をめくったりとか、なんだったらコーヒーとクッションでも持ち込んで、そのままここで読み始めちゃうという手もアリかも知れないかな、とか。
ま、こんな階段を自宅の中に作るというのは、色々な意味で間違いなく贅沢なことだとは思いますけれど、もしも諸般の事情が許すのであれば、こんな階段と本棚を作り込んでおいたら、お家の中に楽しい空間が1つ増えてくれますよね。