【階上のロフト】2つの空間をつなぐシンプルな階段



リビング・ダイニングの向こうの壁に作り付けられたこの階段、何だかちょっと良い感じじゃ無いですか?

ものスゴくシンプルで存在感を感じさせない雰囲気で、こんな階段だったら、居室エリアの中にサラっと作ってしまっても大丈夫そうですよね。
階段の上はロフトになってるんですが、一般的なロフトよりはもう少ししっかりとしたフロアという感じになってまして、どちらかというと、1階の天井の一部が吹き抜けになっているという表現のほうが近い感じでしょうか。
階段を上がっていくと、上はこんな感じのベッドルーム。
上から1階のリビング・ダイニングを見下ろしたところ。
この広さですので、せいぜい夫婦2人で暮らすのが限界かなという感じではありますが、コンパクトなスペースの中に利便性と開放感が上手に共存していて、なかなか良い感じの空間に仕上がってますよね。
しっかりとした階段があり、階高も2m以上はありますので、当然日本の建築基準法でいうトコロのロフトにはあたらないんですが、単純にフロアの作りとしてはこういうのもアリかなということで。
この急な階段に手すり無しじゃ、酔っ払って帰ってきたら、危なっかしくてベッドルームには上がれませんけどね…。

【際立つコントラスト】色褪の空間と対極のワークデスク



この写真のワークスペースみたいな雰囲気、大好きなんですけど…。

今更ながらにハッキリと認識したんですが、こういうのって結局コントラストっつーことですよね。
相応の時を経て褪色した板張りの内装と、それと全くの対極を成すような真っ白なデスクとチェア。
この特徴の差が際立っているからこそ面白くて、それが日常空間の中に普通にあるからこそ毎日ちょっと嬉しいわけです。
だから、真っ白なデスクじゃなくてアルミの筐体に包まれた何かやビビッドだったりポップだったりする何かなんかでも良いわけで。
逆にココにアンティークのデスクが置いてあったら、それはそれで良い感じになるだろうとは思いますけれど、それってこの空間とは全く別物の空間ですもんね。
そう考えていくと、真っ白やアルミやビビッドやポップは幾らでも探せる気がしますが、組み合わせの「もう片方」は探してもそうそう見つかるものじゃ無いわけで、運良く見つかっても実使用に難ありだったり、機能/性能面がイマイチだったりとなかなか一筋縄ではいかないわけです。
今後こういうのを狙うときには、素晴らしく際立った「もう片方」を探すことを今まで以上に念頭に置いていきたいかなと。