【家族の時間】屋外キッチンと暖炉のあるパティオ



このパティオ風の屋外スペース、どうでしょう…?

あまりに違和感がなさすぎて一瞬よく分かんなくなっちゃいましたが、ソファとローテーブルのセットに、キッチンと暖炉まであるんですけど…。
コレはもうリビングと言ってしまっても過言では無いのでは無いかと…。
こういう屋外スペースに設置されたキッチンやバーベキューグリルって、アメリカの家庭なんかだと結構一般的なのか、比較的良く見かけますよね。
僕の家にも狭いながらもテラスがありまして、ソコに義父母の家から妻が「借り受けてきた」LPガスタイプの結構立派なバーベキューグリルを置いてます。
ご参考までに、ウチのバーベキューグリルはこんなタイプのヤツです(実物とは違いますけれど、写真が無かったもんで…。スンマセン…)。
以前にご紹介したコチラの記事からの流用です。
コレに加えて、IKEAのNORDENという、こんな感じのカウンターテーブルを1つ置いてます。
うちのテラスにおいてあるのはコレの2/3の長さのタイプ。
利用頻度はそこまで高くなくて、季節の良いときでもせいぜい月2回くらいしか使ってないんですが、こういうカウンターを1つテラスに置いておくと結構便利で良いです。
テラスにある設備はグリルテーブルとカウンターテーブルだけなので、調理の全てができるわけもなく、キッチンで下ごしらえしたものを順番に外で焼いていくだけなんですが、実際のトコロはそれで十分なんですよね。
家族で暮らしてると、週末とはいえ、家で食事をする限り奥様は料理をし続けなくきゃならないわけじゃ無いですか。
当然キッチンに立ち続けなきゃならないし、「家族皆で」といっても、ゆっくり一緒に席につける時間も限られてきちゃうわけです。
その点、こういった設備があると随分話が変わってくるのかなと。
別に屋外で全部が出来る必要なんてなくて、「屋内のキッチンに行く必要がない」というだけで、嫁様が家族皆と一緒に過ごせる時間は格段に長くなります。
グリル担当をご主人が引き受ければ、食事の間は奥様にゆっくりして置いてもらうこともできちゃいます(大抵のご家庭では普通にこのパターンになるのかなと思いますけれど)。
しかも、食事は焼きたてホヤホヤで味は保証付ですから。
この写真のお宅みたいなテラスで、秋の夜長にちょっと何か炙りつつ、暖炉に火も入れて炎も楽しみつつ、ゆっくり赤ワインでも飲んだりしたら最高だろうなと思いますね〜。
流石にそこまでは無理よ、という感じかも知れませんが、BBQグリルとカウンターや屋外家具だけだったら、IKEAとコストコで探せば全部併せてもせいぜい10万円前後くらいで調達できると思いますので、興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
( Photo #1 via Godden Sudik Architects , #2©Hoboken Condos , #3©juutakudesign.com )

【回廊を抜ける風】懐の深いオーニングの下のテラス



こういうの、真似して自宅に作ろうと思ってもかなり難しいんでしょうけどね…。
コチラ、つい先日もご紹介した、エーゲ海に浮かぶギリシャの島、ミコノス島の一風景なんですが、やっぱ良いですね〜。
自宅の何処かにこんなスペースがあったら最高だろうな、というコトで、無理は承知でストックに入れておこうかなと。
まずはオーニングでしょうね。
必然なのか偶然なのかわざとなのかはわかりませんが、かなりの急角度で垂れ下がっているおかげで、頭上のスペースの懐が相当深いです。
コレ、水平に近い感じのオーニングが2mちょいのアタリに延びていたら、この雰囲気にはなってこないかなと。
1階の階高が高いせいでオーニングの取り付け場所を高くせざるを得なくて、その位置からでも低めの光まで遮れるように考えたら自然とこうなったという感じでしょうか。
窓やドアがそれぞれ複数あるのも良いですね。
このスペース、よくよく考えてみると本当は単なる「道路」なわけですが、この窓とドアとオーニングのお陰で、屋内としっかりつながった「半屋外」空間に仕上がってます。
極めつけは、教会か学校アタリから持ってきたような少し小振りなアンティークのテーブルと椅子。
ま、コレは必ずしもこんな感じのセットで無くても良いのかも知れませんけれど、この可愛らしい雰囲気は真似してみたいポイントの1つかなと。
上記のポイントを踏まえますと…。
普通のお宅のテラスでこの雰囲気を再現するのは難しいですかね…。
よほど大きなテラスでないと、「窓やドアを複数」というトコロからしてちょっとハードル高そうですから。
でも、リビング・ダイニングと隣接する庭とかなら、こんな感じの雰囲気に仕上げることもできるかもしれませんね。
地面にも軽く石畳敷いちゃったりして。
小振りなアンティークの椅子だったら、いつもはダイニングの片隅にでも重ねて置いておけば邪魔にもなりませんし、天気の良い日に「表出ようかな」と思ったら、サッと持ちだすのも楽ちんですし。
ま、僕のウチには庭はありませんけどね…。