【夢が広がる屋根裏部屋】ロフトのワンルームハウス



屋根裏部屋って、なんだか「面白い何か」がありそうな響きでちょっとドキドキしますよね。

とは言え、実際に家を建てて住む段になると屋根裏部屋も貴重なスペースの一部なわけで、収納にしてみたり、ロフトの寝室にしてみたりと現実的なアイディアになっていく訳ではありますが…。
どうせやるなら、このくらいの普通の居住空間を作ってしまうというのもアリなのでは無いかと。
コチラ、カーポートの上部をリノベーションして作ったバケーションハウスなんですが、リビング・ダイニング・キッチンにベッドもセットで置いたワンルーム的な居室空間と、これ以外にシャワールームもしっかりと作ってあったりします。
ひとり暮らしには贅沢すぎ、夫婦2人でも充分に住めるくらいのサイズです。
メインのベッドの右側に見えているのは据え付け型のベッド。
バケーションハウスなので、皆で泊まれるようになってるわけです。
キッチンの天窓からは青空。

ややもすると薄暗く圧迫感のある感じになってしまうトコロ、斜め天井の包まれ感と開放感をバランス良く感じられるように持って行っています。


収納エリアしたり寝室にしたりと、ロフトの活用方法にも色々なアイディアがありますけれど、中途半端に色々と作りこむくらいだったら、可能ならば思い切ってこのくらいを目指してみるのも良いかも知れません。

スペース的にもコスト的にも相応の負担が発生するのは確かでしょうけれど、このレベルの空間を作っておければ、「夫婦2人の間は人に貸して副収入源」「将来は子供部屋」「もっと将来は更に手を入れて半2世帯にコンバージョン」など、使途の幅が格段に広がりそうです。
何よりも、そういうことを色々と考えたりするのって夢が広がって楽しいかなと。

【手の届く距離】コンパクトなダイニング・キッチン



こういう雰囲気、結構好きなんですよね。

4人家族とかで暮らしていたら、流石にこんなコンパクトなテーブル1つじゃどうしようも無いとは思いますけれど、同棲とか夫婦2人とかだったらこのくらいのテーブルでも大丈夫な気も。
窓があるお陰で、コンパクトながらも開放感のある居心地の良さそうな空間に仕上がってますね。
「ゆったりとした◯◯」「広々とした△△」みたいな空間に一定の良さがあるのは当然のこととして、家というのは人という生物が日々の暮らしを営む場所なわけで、「日常生活にマッチしていること」「必要にして充分であること」の良さというのも当然あるのかなと。
何よりも、このキッチンとダイニングテーブルの距離感が良いじゃ無いですか。
料理を並べたり片づけたりするのもめちゃめちゃ手軽そうですし、家族暮らしの方でも、メインのダイニング以外にキッチンのすぐ脇にこんな感じのコンパクトなダイニングスペースを作っておくというのも意外と良いかなと。
すぐそこにパートナーが居て、例えば奥様が料理中でもちょっと何かつまみながら2人でお話したり、休日なんかは2人で料理しながらお酒を飲んだり、なんてのも楽しそうです。
僕自身、お恥ずかしながらキッチンに立つこともほとんどなければ、妻と2人でどうこうというのもあまりしない方なんですが、こういうの、自分自身で考えているよりもずっと大切なものなのかなと。
人生、長いようで短いものらしいですから、その短い時間の中で一番長く一緒にいる(であろう)人と、なるべく楽しく一緒にいられる方法を考えてみるのって大事なことだと思うんですよね。
( via homedit )