【実は一番大事】収納力抜群のキッチン収納



こういうのに憧れてしまうのは、僕のウチの収納が貧弱だからなんでしょうかね…。

収納って、ホントにあればあるほど便利なんですよ。
といっても、スペース的な制約や限界もありますし、余裕がありすぎると無駄なモノを貯めこみ勝ちになってしまうのも確かなので、「使いやすい」「必要にして十分な」収納がある、というのが理想だと思うんですけどね。
僕のウチの場合は、家を建てた後でキッチンまわりの収納が完全に足りていないコトに気がついて、結局キッチンのすぐ脇のウォークインクローゼットの1/3くらいを乾物とかお鍋とかの収納に充てる、ということにしました。
それはそれで、今現在はそれなりに納得してるんですが、やっぱ作り付けの収納は良いなと。
何よりも見た目がスッキリしてますし、出し入れとかも考えて作ってあるので使いやすそうですし、こういう風に計画的に作ると、「隙間スペース」的なところも存分に有効活用が出来てそうですよね。
僕自身の体験談から一つ。
「使いやすい」という部分も、「必要にして十分な」という部分も、ある一つの同じ「根っこ」につながっているんだと思います。
その「根っこ」とは何かというと、「自分の家に、どんなモノがどのくらいあるのか把握する」ということです。
家を建てる段階でコレができている方は、必ず「使いやすい」「必要にして十分な」収納をゲットできるのでは無いかと。
「どんなモノがあるのか」というのは、「使いやすさ」というところにつながります。
頻繁に使うもの、たまにしか使わないもの、背の高いもの、低いもの、太いもの、細いもの、かさばるもの、キッチンの中には色んなタイプのモノがありますが、「どんなタイプのものがあるのか」を把握することで、それらをどのように収納すると使いやすいのかを考えることが出来ます。
その上で、今度はそれらのものがそれぞれ「どのくらいあるか」を把握します。
ぎゅうぎゅうパンパンになった収納は非常に使いづらいです。
理想でいえば、「通常時は6割くらいを使用していて、4割くらいは『一時的なモノの増加』に対応するスペース」くらいの感じだと良いですね。
余裕をもってモノを収納できるので片付けるのも楽ですし、いつも整理整頓しておこうという気持ち的な面でもプラスに働くと思います。
ということを、なんで家を建てる前にじっくりと考えられなかったんでしょうかね…。
これから家を建てる方には、どんなに忙しくても、たとえ家の中のレイアウトや内装を考える時間がとれなくても、こういうことを考えることに一番沢山時間を割くことをオススメします。
( via houzz )

床下の窪みに包み込まれるリビング



新年早々、妄想続きですいません…。

リビングの中央にこんなスペースが有ったら面白いんだろうなと。
こちら、エーロ・サーリネンがインディアナ州コロンバスに建てた、J・アーウィン・ミラーの邸宅「ミラー・ハウス」のリビングなんですが、リビングの一画に”Lounge Pit”という「窪み」が掘ってありまして、周囲より一段低い空間で皆でくつろげるようになってるんです。
地面よりも下に沈み込む感じ、これは独特な包まれ感があって相当落ち着くのでは無いかと。
周囲に配された一体化したソファも含めて、完全にビルトインな感じで作られていますので、一般のオタクにコレを作るのには相当な思い切りが必要かなと。
ここまで大きいなスペースを専有していると、流石に日本の一般住宅としては現実味が無くなってしまう気もしますが、サイズを2/3くらいにして、一昔前の日本の家屋によくあった「掘りごたつ」的な作りをアレンジしたら、普通のご家庭でも作れちゃうかも知れませんね。
それこそ、本当の掘りごたつ的なものを中央に作ってみても面白いかも知れませんし、普段は普通のテーブルなどを置いておいて、そのテーブルを、気分にあわせて焚き火台などに置き換えて使ってみたりするのも楽しそうです。
あ、でも焚き火台を作るからには、上に排煙設備が必要ですね。
いっそのこと、囲炉裏にしちゃえばいいのか?