【夢の空間】階段下の◯◯



階段下って、ホント面白い空間ですよね。

放っておくと単なる階段の下になっちゃうわけですが(当たり前ですが)、「アレ作ろ」「こうしよ」とか色々考えると、考えれば考えるほど色んなモノが作れちゃいます。
ま、まずオーソドックスなところでは「階段下を収納にする」というアイディアがあります。
以前にご紹介したこんなのもありますが、ものすごく計画的にイケる方であれば、階段下の空間を100%余すことなく活用できてしまう、こんな収納はいかがでしょうか。
ぱっと見、ごく普通の階段ですが、
こんな感じに、全ての段が完全に収納になっちゃってます。
扉が階段の形になってるところが面白いですね。
一番下の段は、使いやすいようにワイヤーの引き出しになっているあたり、結構芸が細かいです。
こういう「完全に使い切ってます」みたいな潔い感じ、とっても好きです。
「階段下に収納を作るほど困っちゃいねーぜ」というカッコ良いお方には、こんなのをオススメしてみます。
この洞窟のような隠れ家のような不思議な空間、面白そうじゃないですか?
包まれ感があって、最高に落ち着きそうなんですけど。
メインのベッドルームをココにするのは若干賛否が分かれそうな感じもしますが、「寛ぎの間」兼「セカンドベッドルーム」兼「ゲストルーム」的な、余裕スペースとして、おウチの中にこんな感じのスペースがあったら最高かなと。
こんなのご紹介してますけど、僕のウチの階段下はトイレなんですけどね…。
( Photo#1-2 via Architizer, Photo#3 via freshome )

ニッチエリアの巨大本棚とデイベッド



お家を建てるときに、もしも2m×3mくらいの「隙間スペース」が作れそうなエリアが見つかったら、こんな感じの作り付けの本棚とデイベッドを作ってみてはいかがでしょうか。

こんなところで本に囲まれながらのんびりとした休日の午後なんかを過ごしてみたい気がします。
左右両方が本棚というところが雰囲気があって良いですね。
程よい狭さと巨大な本棚、開放感のある大きな窓のバランスが絶妙かなと。
こういった感じのスペースというのはなかなか作れないです。
2m×3m≒わずか3.6畳程度のスペースなんですが、ま、それだけあれば、ちょっとしたワークスペースとかクローゼットとか、結構色々なものを作れるのも確かです。
でも、どっちみちちょっと大きめの本棚的なものは家のどこかには作っておかないと結構不便だったりしますし、そこに思い切ってこんな感じのデイベッドを1つ作って「寛ぎの間」にしてしまうというのも、なかなか宜しいアイディアなのでは無いかと。
合議制を導入されているご家庭では、「お父さんの趣味だけのために、そんな無駄なものは作れませんな」的な現実主義者の財務大臣の抵抗にあう可能性もありますが、そういった場合にも、棚の一部を家族共有のクローゼット的なスペースとして供出するアイディアなどと合わせれば了承が得られる可能性もありますし。
ま、そんなこと一切相談せずにとりあえず作っちゃえば良いんですよ。