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【コンパクトでもイイ感じ】包まれ感のあるバスルーム



広々としたバスルームというのが良い感じなのは当たり前として、狭くても居心地の良いバスルームを作ることは出来るのかなと。
横幅わずか1mちょいといったトコロでしょうか。
バスルームを作るにはあまりにも余裕が無さ過ぎる空間な訳ですが、コンパクトながらも包まれ感があって落ち着きそうで、コレはコレでアリなのでは無いかと。
狭くてもソコまで圧迫感が無いのは大きな窓があるお陰と言ってしまえばその通りなのかも知れませんけれど、縦方向に広がりをもたせた空間形状の面白さによるところも大きいと思うんですよね。
床に埋め込まれたバスタブが、これまたなかなか良い仕事をしてくれていそうですよね。
実はウチの自宅を建てるとき、地面を掘り下げてコンクリートでベタ基礎を打ったところに寝転がってみたことがあるんですけれど、「地面よりも低い場所で何かに包まれた状態」というのは想像以上に包まれ感があって不思議な気持ち良さがあった記憶があります。
きっとこのお風呂、「コンパクトさ」と「低さ」から生まれる包まれ感と、窓に向かって開けていく開放感が相俟った不思議な居心地の良さが味わえる特別な空間になっているのでは無いかと。
そういえば、斜線制限や土地の形状の問題で地面を少し掘って家を建てることってありますよね。
このお風呂を見ていて思ったんですけれど、どうせ掘るんだったら、いっそその穴にバスタブを突っ込んでしまうというのはどうでしょう?
バスタブを地面に埋め込むだけでも不思議な包まれ感や相対的に高くなった天井のお陰で想像以上の開放感が得られそうですし、もしも天井高や斜線制限の問題で掘り下げるんだったら、いっそのこと1階全体の階高を180cmくらいにして、浴室以外に寝室とか茶室とかを集めてフロア全体を天井の低い「包まれ感を楽しむための特殊な空間」にしてみるというのも面白いかも…。
( via homedit )

【包まれ感のある寛ぎ空間】ニッチ付きスモールリビング



コチラのリビング・ダイニング、ちょっと良い感じかなと思ったのでご紹介させていただきます。

どこが良いって、まずはやっぱり壁に掘られたニッチの棚が遊び心満載な感じで良いですね〜。
普通ニッチというと、縦長/横長の”ちょっとした隙間”的な感じのものが多いと思うんですけれど(だからニッチというくらいなワケで当たり前なんですが…)、このくらい思い切って壁面全体を掘ってしまうというのもなかなか良い感じのアイディアなのでは無いかなと。
しかもこのニッチ棚、掘らなきゃただの壁だったわけで、棚1個分のスペース丸儲けですから(いちいち見方がセコくてすいません…)。
ニッチの手前にちょこんと並べられたコンパクト目な2つのチェアとテーブルのセットも、可愛らしい雰囲気がかなりツボな感じです。
コチラ、アメリカのインテリアデザイナー Ann Loweさんのサイトで見つけた写真なんですが、流石本職の技と言いましょうか、スペースの使い方にキラリと光るセンスが感じられますね〜。
こんな感じに周囲が壁で包まれていると、包まれ感があって落ち着くスペースになってくれますしね。
こういうの見ちゃうと、「リビングはコンパクトでも良い」どころか「リビングはコンパクトな方が良い」くらいな気持ちにもなっちゃったりしますよね。
ホント、別に広々としたスペースとかじゃ無くても、1.5m×3mくらいのちょっとしたスペースに座り心地の良い椅子とコーヒーテーブルでも置いてあれば、それだけで夫婦2人でゆっくり寛ぐには十分なわけで。
自宅の模様替えの際には、是非参考にさせて頂きたいものです〜。