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季節の移ろいを眼下に望むウッドデッキの屋外ダイニングとデイベッド



あんまり現実離れした写真をご紹介してもどうかとは思うんですが、素敵なイメージを具体的に見ておくことは悪いことでは無いと思うので…。

コチラ、バリのウブドゥにあるリゾートの一画なんですが、こんなウッドデッキが自宅にあったらさぞや素敵だろうなと思います。
高台に建つ邸宅のリビング・ダイニングからウッドデッキの上に一歩出ると、眼下に広がる山里が一望できてしまうわけです。
で、ウッドデッキの先端部にはテーブルと座り心地の良い椅子が置かれていて、休日の朝なんかはここに出てコーヒーなんかをのんびり飲んじゃったりして。
これからの季節、夏から秋に季節が移っていくのに伴って、徐々に色づく紅葉を楽しみながら、自宅に居ながらにして季節の移り変わりを日々楽しんだりできてしまうわけです。
素晴らしい四季のある日本という国に住んでいるわけですから、これ以上の贅沢は無いのでは無いかと。
手前側には東屋風の屋根の下にデイベッドが置かれてます。
ここでゴロゴロしながら本を読んだりお昼寝をしたりしたら最高だと思いますね。
こんな自宅を作るには、そもそも職も何もかもを捨ててそれなりの郊外とか山奥に移住しなければいけない様な気もしますが、やり方によっては何とかする方法はあるかもしれません。
都市部にお勤めの方でも、2時間コースの通勤時間覚悟すればこういった場所に家を建てて住むことも不可能ではないと思いますし、郊外になる分、土地が安いという大きなメリットもあります。
ココらへんは完全に価値観の問題に関わってくる話だと思いますけれど、家を買ったり建てたりというのは一生に一度くらいしかない(稀に二度三度と経験する方もいるようですが…)大きなイベントなので、こういう雰囲気が好きな方や、こういう生活が本当に良いなと思える方は、こういうイメージを目指して真剣に検討してみるのもアリなのでは無いかと思います。
僕もいつかどこかで一山当てたら、鎌倉あたりの山の上にこんな家を建てることにします。
で、その宝の山というのはどこにあるんですかね…?
( via HomeDSGN )

【何となく和風】街中の夜空を独占するルーフデッキ



このお宅、オーストラリアの不動産業者のサイトで現在取り扱われている物件なんですが、なんといいましょうか、僕にはどうしても日本の狭小住宅のように見えてしまってなりません…。

こんな感じに結構贅沢なテラスもあったりして、でもその後ろに見えている家の躯体とのバランスをみる限り、狭小住宅っぽい匂いがぷんぷんしているような気がして、ココらへんからしてちょっとアンバランスな感じが…。
しかし、家の中を見ていくと、相当に素敵な感じでびっくりします。
リビング・ダイニング・キッチンは1つの大空間になってまして、吹き抜けになってます。
このエリアの右手奥のコーナーがキッチンエリアなんですが、正直言ってキッチンはちょっと狭めな感じですかね。
家族で暮らすというよりは、贅沢な一人暮らしか、若いお子さんのいない夫婦向け物件という感じでしょうか。
で、2階に上がると、こんな感じに「贅沢な」ルーフデッキがあったりします。
このフールデッキは良いですね。
周りのお家に囲まれているこの感じ、何だか本当に日本の住宅みたいですが、でも周囲からの視線もしっかりと遮られている感じですし、街中でふと独りどこかの屋根に上って空を眺めてみたような、そんな不思議な感じがあります。
こういうルーフデッキ、日本のお宅の屋根にもどんどん作ったほうが良いと思うんですけど。
家全体の間取り図はこんな感じです。
うなぎの寝床状な配置です。
間取り図をよく確認してみてわかったんですが、このお宅、狭小住宅じゃ無いですね…。
土地面積はだいたい30坪前後といったところですので、確かにオーストラリアという土地を考えると決して広いわけでは無いですけれど、まあ日本の普通の一戸建てくらいの土地面積という感じです。
レイアウトの関係で狭小住宅っぽく見えただけだったみたいです。すいません…。
それぞれのお部屋のサイズを計算してみたところ、LDKが13.5畳くらい、8.5畳と9畳のベッドルームが1つずつ、最初に出てきたテラスは実は15畳くらいある結構広々とした空間だったわけです。
で、テラスの逆側の端にも8畳位のお庭があったりします…。
で、2階には8畳くらいのルーフデッキと5.5畳くらいの書斎、4畳くらいの収納があります。
日本風にいうと、3LDK+S+お庭2つ+ルーフデッキ1つというわけで、「スペースを贅沢に使った一戸建て」という感じだったんですね…。
このプラン、そのまま日本に持ってきたらちょっと厳しい部分もあるかもしれませんけれど、キッチンまわりとかを施主のニーズに応じて部分的に手直しすれば、日本の住宅地に建てるお家としても十分に面白いのでは無いかと。