ダイニング」タグアーカイブ

長いバルコニーのある家



この廊下の様な長いバルコニー、良いです。

かなり細長い形状のバルコニーですが、リビングダイニングの壁面全体の長さのバルコニーなので、かなりの開放感を生み出せていると思いますね。
マンションなんかだとこういったバルコニーを良く見かけますが、一軒家でこういったバルコニーというのはちょっと珍しいのではないでしょうか。
ちなみに、上の写真は1階のリビングダイニングで、こちらが2階のベッドルームになります。こっちにも、1階と同じく廊下状の細長いバルコニーが。
こちらは1階と違って、柱の無いキャンチレバー構造になっています。
この家、外からみるとこんな感じの外観です。
土地の使い方が面白いですね。
この家が建っているのはカリフォルニア州ロサンゼルスですので、住宅事情が日本とは色々異なるとは思いますが、「バルコニー付きの家を建てたい」という方は参考にしてみると面白いかもしれません。
Photo ©Jeremy Levine Design

庭にキッチンと暖炉のある家



こんなお家、素敵だと思います。

場所はロサンゼルスです。
なんと、お庭にフルサイズのキッチンと大きなダイニングテーブルがあり、暖炉まであるんです。
 
暖炉が出て来ましたので、一応、色々な暖炉ご紹介シリーズの第二十二弾、ということにもさせていただきたいと思います。
天気の良い休日は、庭でのんびりとお昼ご飯を食べて、後片付けも庭のキッチンで。
その後は大きな庇のあるベランダの下で家族みんなで再びのんびりと。

The Post War House by Walter Wurdeman and Welton Becket,暖炉,キッチン
 

夕方になったら暖炉に火を入れて、炎を眺めながら夕ご飯を食べて、という感じで、ずっとお庭で過ごせそうですね。
カリフォルニアは雨も少ないですから、この庭の設備、フルで活用できてしまいそうです。
実はこの家、Walter Wurdeman and Welton Becketという建築家ユニットが1946年にカリフォルニアに建てたThe Post War House、戦後の家(訳は僕の訳なので、ホントは別の日本語名称があるのかも知れません)、という建物なんです。
戦争が終わって、これからはこんなお家に住んで楽しい未来に向かいましょうよ、という感じだったんでしょうか(すいません、もっと深いテーマがあったのかもしれないんですが、何せ素人なもので・・・)。
何にせよ、今から60年以上も前に「こんな素敵な家をつくりましょう」と言っていたアメリカという国はスゴイと思いますし、そこに戦いを挑み、破れ、再びここまでの復興を遂げた日本という国も改めて相当スゴイ国だな、と本筋に関係の無い余計なことまで考えてしまいました。
Photo ©MidCentArc