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柱の有無 – キャンチレバー構造の開放感




柱の無いベランダ

とても素晴らしいベランダの写真を発見したので、ちょっと紹介しておきたいと思います。
ベランダの奥行きは2.5m程度でしょうか。それほど広い訳ではありませんが、椅子を出してちょっとお茶を飲んだり、深夜に静かにお酒を飲んだりするのには十分な広さです。
高台から遠くの街並や山々を眺められるそのロケーションも素晴らしいと思いますが、このベランダに開放感を与えている一つの重要な要素は、「柱の有無」なのでは無いかと思います。
もしもこのベランダの角に柱があったとしたら、この開放感は半分以上失われてしまうのではないでしょうか?
この開放感は、柱の無い、「オーバーハング構造=キャンチレバー構造(片持ち梁、等ともいいます)」によるところが大きいのではないかと思い、一例として紹介してみたいと思ってこの記事を書いてみました。
どうでしょう。仮にこの両脇に柱があったとしたら、視界から受ける印象は随分かわるのでは無いでしょうか。
これは外観図ですが、キャンチレバーにすることによって、1階から外を見たときの風景、1階から庭に出たときの印象は大きく変わっていることだろうと思います。
余談ですが、僕の自宅も、2階のベランダをキャンチレバーにしています。ベランダの下がちょうど駐車場なのですが、キャンチレバーにすることによって柱が無くなり、お陰で車の出し入れはかなり楽です。(こういった目的で、駐車場の上をキャンチレバー構造にすることも多い様です。)
こういった部分の柱は、木造等の場合、建物の構造上どうしても必要となるケースも多いですが、周辺部分に鋼材を入れる事で実現可能なことも多いです(特にベランダ、バルコニ等の、加重があまりかからないところであれば十分に実現可能だと思います)。
ベランダに開放感が欲しいな、と思ったら、建築家や工務店の担当者に相談をしてみるのも一つの手だと思います。

屋上テラス – 視点を変えたらイメージが広がるかも?



家を建てるときに、大抵の人は、土地の広さ、建物の間取り、屋内の家具の配置などを色々と想像して検討すると思います。それはそれでとても大切なことだと思いますが、実際に「住む」ということを考えたときに、こちらの写真のような立体的なイメージを具体的に持つ、ということも、とても重要だと思います。
この写真は、Jeremy Levineというデザイナーのサイトで公開されているものの一つです。
この写真を見たとき、まず最初に、階段を上って屋上のテラスに出てくる自分の姿をイメージしました。屋上に置かれたベンチで休日の朝食を食べてみたり、週末の夕方に屋上でバーベキューをしてみたり、屋上に置いたソファの上で寝転がって読書をしたり、という、「実際の生活」が、すぐにイメージできる、というのは素晴らしい事だと思います。
同時に、少なくとも自分は、自分の家を建てるときに、自分の家を上空から俯瞰したイメージ、というものを考えてみなかった事にも気がつきました。
せっかく家を建てるのであれば、「そこでどんな楽しい事ができるか」ということをできるだけ盛り込んでみたいものです。
もしも僕が家を建てる前にこのイメージに出会っていたならば、自宅にはなんとかして屋上を作って、そこに屋外用のベンチやソファを置いて楽しめる様にしただろうな、と思うと、少し残念です。
因みにですが、うちでもベランダにベンチを置いています。雨の多い夏場は上にタープを張って、ある程度の雨よけ&日よけをしていますし、定期的にキシラデコールを塗って劣化を抑えようとしてはいますが、基本野ざらし雨ざらしです。だんだんと傷んで来てしまうのは避けられません。
屋外にくつろぐ場所を作るとき、どうしても、ちょっと良い屋外家具を置きたい気持ちになってしまうのですが、IKEAやコストコ、NOCEあたりの「高コストパフォーマンス」な屋外家具を使う、というのもお薦めです。(ウチの屋外家具は基本全てIKEAものです。コストコも、かなり屋外家具が充実しています。NOCEはあまり屋外家具イメージはありませんが、クッションが取り外せるソファなどであれば、使わないときはクッションを屋内にしまう様にして、木製部分に自分でキシラデコールやニスを重ね塗りしておけば、屋外で使用できるものは色々あると思います。)
コレから家を建てる方、是非是非お宅に「楽しみ」を盛り込んでみてください。