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【実用性と遊び心の融合】壁面一杯に作り付けられた巨大本棚



この作り付けの本棚、ちょっと面白いかなと。

下の方の手が届く範囲にはディスプレイ棚的な棚が作り付けてあって、収納力のある本棚は上の方の梯子で上がらないと届かない場所に作り付けてあります。
最初に見たときは、「本を取るのにいちいち必ず梯子を使うのって、ちょっと使いづらいのでは?」とかとも思ったんですが、実際のトコロ、どんな棚が使い易いのかというのは人それぞれの趣味趣向や生活パターンによるハズなわけで、どちらが良い悪いという話でも無いのかなと。
下の方がディスプレイ棚になっているおかげで居室全体がスッキリした雰囲気になっている気もしますし(頭でっかちで落ち着かないという意見もあるかも知れませんが)。
この棚を見ていて思ったんですが、棚ってやっぱり面白いですよね。
物や本を収納するための設備であり、実用的な日用品であると同時に、色々なモノを並べたり飾ったりして遊び心を最大限に発揮したりもできるインテリアの一部でもあるわけです。
このリビングの棚にしたって、上下を入れ替えてみたり、下側のディスプレイ棚の作りを変えてみたりすることで、部屋全体の雰囲気は大きく変わってしまうわけで。
実用面でも雰囲気面でも居室や家全体に与える影響が大きい分、迂闊なコトをすると大変なコトになりそうな気がして勇気が要るのも確かですが、だからこそ結果が出せたときの喜びも大きいですし、検討のし甲斐もあろうかというもの。
家を建てるときに時間をかけて検討すべき最重要課題の1つとして忘れずに入れておきたいかなと。

【暮らしの中の遊び心】壁面のディスプレイスペース



コレは個人の好みとか生活スタイルにもよるとは思うんですけれど、家族で暮らしていると、「あるもの」を飾るスペースが沢山欲しくなったりすると思うんです。

それは何かと言いますと…。
写真かなと。
独身で一人暮らしのときには、そんなに沢山飾る写真もありませんし、人によっては「写真立てなんか1つも置いてない」という方もいるかも知れません(僕は、家族皆で撮った写真と友人と撮った写真、各1枚くらいは飾っていたような気がしますが)。
でも、結婚して子供が出来て、周りに身近な大切な人が増えていけば行くほど、飾っておきた写真というのも増えていくわけで。
家族で撮った記念撮影・何処かに行ったときの写真や、子供たちの幼稚園・学校の記念日の写真、イベント事の写真など、なんだかんだ言っても、一年分でも最低10枚くらいは飾っておきたい写真が出てくるというのは特別珍しいことじゃないと思うんですよね。
で、ソレを写真立てに入れてカウンターやキャビネットの上などに沢山並べていくというのも、それはそれでアリなやり方だとは思うんですが、こういうのもアリかなと。
コレだったら、増え続ける写真立てで棚の上がごちゃごちゃになることもありませんし、万が一大きな地震が来ても安心です。
季節に併せて家族の写真や四季の移り変わりを感じさせられるような色々な写真を入れ替えていったりしたら、日常生活の中で手軽に遊び心を発揮できる素晴らしいスペースになってくれそうですよね。
大抵の人にとって、家って、「誰かと暮らそう」と思って建てるものだと思うんです。
だから、家を建てるときに予めこういう場所を準備しておくというのも、ある意味とても大切なことなのでは無いかと。