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【包まれ感と開放感の共存】シンプルなロフトのワークスペース



家を建てるときにちょっとしたロフト的な空きスペースが見つかったら、ソコに何を作ります?

寝室とか子供部屋とかにしてみても斜めの天井が包まれ感と落ち着いた雰囲気を醸してくれて良さそうですけれど、シンプルなテーブルと椅子を置いて、こんな感じの書斎にするというのも良いですよね。
斜め天井の包まれ感がかなり良い感じです。
動線的に人の出入りが少なく仕上げることが出来たら、個室じゃ無くても相当落ち着けるプライベートスペースになりそうじゃないですか?
あまりゴテゴテとモノを置かずにこのくらいシンプルな作りにしておけば、夫婦2人だけのときには書斎兼セカンドリビング的な余剰スペースとして有効活用しておいて、子供が生まれたら子供部屋にしたりと、コンバートも楽に出来そうです。
ココまできっちりとモノトーンでまとめておくと、オフホワイト一辺倒でこの上なく「静」な感じなのに、清々しいエネルギッシュさと開放感まで感じられます。
壁面にさり気なく作り付けられた本棚もいい感じですね。
こういう斜めの天井だと既成品の棚を入れるが難しかったりしますけど、家を建てる段階だったら、予め工務店さんにお願いしておけば、あっという間にちゃちゃっと作ってくれちゃいます。
ロフトに書斎を作りたい場合には、立てる段階で計画的に棚まで作り付けておくことを是非ともオススメします。

【機能も雰囲気も】空間をトリムする掃き出し窓



掃き出し窓、英語では、”floor height windows”とかいうらしいですが、これって機能的にもデザイン的にもなかなか良い感じだったりしますよね。

家の中でも靴を履く文化圏の場合はいざ知らず、日本の方々の多くは、自宅で寛ぐときに「床に座る」というコトに対する抵抗感がほとんど無く、「(たまには/できれば)床に座りたい」というご意見をお持ちの方も少なくないのでは無いかと。
んで、この「床に座る文化」と「窓」にどういう関係があるかと言いますと、
 ◯床に座る
 →目線が低くなる
 →普通の腰窓だと、空しか見えない
 →掃き出し窓だと、低い目線からでも視界が開ける
ということなわけです。
今時はリビングにソファを入れたりすることの方が多いかもしれませんが、窓を掃き出し窓にしておくことで、スペースの使い方により幅をもたせることができるかなと。
床から上がいきなり窓になってますので、2階以上のフロアに作ると安全面の問題が出てきてしまいますが、1階のリビング・ダイニングなんかで掃き出し窓を問題なく作れそうな場合には、「視界」を意識しながらこういった窓の導入を検討してみると良いかも知れません。
掃き出し窓、応用編としてはこんな作り方もあります。
下の位置はフロアレベルからですが、上を腰くらいの高さまでにしてしまって、「腰窓のちょうど逆」みたいな作りにしてあります。
東側とか南側向きの部屋で、太陽光を遠慮無くふんだんに取り入れたい場合には普通の作りの掃き出し窓でOKだと思いますけれど、真西向きの部屋などで西日をコントロールしたい場合には、こういう作りにすることで太陽光の流入量を上手に調整できるんですよね。
また、こういった作りにすることで、コチラからの視界はある程度確保しつつ、周囲からの視線を上手に遮ったりすることも出来ます。
窓そのものは普通のサイズの掃き出し窓にしておいて、上部をブラインドや障子で適宜閉じられるようにするという方法も有りますね。
掃き出し窓、上手に作りこむことで、部屋全体の雰囲気にアクセントをつけたり、ある種の包まれ感的なもののある空間に仕上げたりも出来ますし、色々と遊べて面白いのでは無いかと。
( via dezeen )