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【最上級のコンパクトスペース】本棚に囲まれた丸い天窓付きのリーディングヌック



ここのところあまりご紹介ができていなかったんですけれど、こういう「一人掛けのソファの置かれた寛ぎのリーディングヌック・スペース」みたいなの、大好物なんですよね。

頭上に丸い天窓のある1.5畳程度のコンパクトなリーディングヌック 一人掛けのソファを置いて

それこそ、こういうスペースのある物件ばかりを毎日探してた時期もあったくらいでして。

幅1.5m×奥行き1.5mちょい、本棚の部分まで入れても2畳はないというくらいのコンパクトな空間。周囲を囲うように造作された本棚。そこに座り心地の良いソファを置いて、何ものにもじゃまされることなくただ独り、手元に目を落として静かに集中して…とか、これもう最高なんじゃないかと思うんです。現代の日本人の多くが失ってしまった(または失いかかっている)何かが、ここにはあるのではないかと。ソファは、しっかりと時間をかけて選んび抜いた、できるだけガッシリとした作りの、最上級のものを奢りたいものですな。

頭上に開けられた丸い天窓もいいですね〜。いっそのこと、周囲の天井部分をドーム状にしちゃったら、もっといい感じかも。

このくらいの大きさのスペースなら、僕のうちにも、きっとどこかに空きがあるはずだと思うんですけど、なぜかないんですよね…。

( via Home Adore )

【緩くつながる頭上空間】中二階付きの明るく開放的なリビング・ダイニング・キッチン



こちらのお宅のリビング・ダイニング・キッチン、ちょっといい感じなんですけど。

明るく開放的な雰囲気の天井の高いリビング・ダイニング・キッチン

ゆったりとした作りの、明るく開放的な雰囲気のリビング・ダイニング・キッチン。

キッチンの壁面には、有孔ボード的な、穴のあいたパネルを利用した収納棚が取り付けられています。

壁面に、有孔ボード的なパネルを用いた大きな可変棚のあるダイニング・キッチン

こういう棚、今までにも何度かご紹介したことがあるんですけれど、いいですよね。シンプルな見た目が個人的にツボというのもありますけれど、やはり、簡単に組み替えができるという、実用面でのメリットは大きいと思います。

料理や片付けなど多種多様な作業を毎日行う、家事における主戦場の1つであり、そこで使用されるたくさんの道具類の収納場所でもあり、且つ、その道具類も、追加や入れ替えが日常的に行われるキッチンという場所。当然のことながら、ベストな収納スペースの形というのも日々刻々と変化していくわけですけれど、収納が思い立ったらすぐに組み替えができるような作りになっていると、そこらへんにも柔軟に対応できてよろしいのではないかと。

 

こちらのリビング・ダイニング・キッチン、魅力的なのは、キッチンの棚だけじゃないんです。

4m前後はあろうかという高い天井。だからこその、この開放感なんですが、その頭上には、実はこんな感じの中二階的なスペースが作り込んでありまして、

頭上にメゾネット的な中二階ロフトスペースのあるリビング・ダイニング・キッチン

頭上にメゾネット的な中二階ロフトスペースのあるリビング・ダイニング・キッチン2

リビング・ダイニング・キッチンからメゾネット的な中二階のロフトスペースに上がるための階段

 

そこが、こんな感じのワークスペースになってたりして。

リビング・ダイニング・キッチンの頭上に作り込まれたメゾネット的な中二階ロフトのワークスペース2

リビング・ダイニング・キッチンの頭上に作り込まれたメゾネット的な中二階ロフトのワークスペース

上と下で、それぞれ別々のスペースに居ながらにして、相手がいま何をしているのか、なんとなく感じ取ることができる、会話をしようとすればできる、分かれつつも緩くつながっているこういう感じ、好きなんですよね。

 

ちなみにこちらのお宅、ベッドルームにもやはり同じような中二階スペースが作ってありまして、こちらは上下両方ともベッドルームになってます。

頭上にメゾネット的な中二階のロフトスペースのあるベッドルーム

大掛かりな2段ベッドみたいなイメージでしょうかね。同性の兄弟2人用の子供部屋とかにするといいかも。

頭上にメゾネット的な中二階のロフトスペースが複数作り込まれたマンションの平面図

 

個室には個室の良さ、メリットがあるとは思いますけれど、こういう空間の区切り方/つなげ方にも、これにはこれで良さがあるかなと。まあ、なんにせよ天井が高いからできるわけで、そういう意味ではかなり贅沢な作りともいえるわけですけれどね。

幸いにして、ご自宅の天井が比較的高い作りだったり、階高高めの家が建てられちゃいそう、というような恵まれた方がいらっしゃいましたら、容積率の一部を、こんな感じの頭上空間に割り当ててるプランを考えてみるというのはいかがでしょうか?

( via Standard Studio )