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【直床という選択肢】屋外空間と座るための設備



この写真見てて思ったんですけど…。

(このテラスには、座るための設備がありますけどね…)
今までこのサイトでは、「庭やテラスには座るための設備が必要だ」的な話をずっとして来ました。
確かに、自宅の庭やテラスとはいえ地べたに直に座るのには大抵の方は抵抗感があると思います。
なので、座り心地の良い椅子やソファなんかが1つ用意してあると屋外空間の居住性がグッと上がるのは間違い無いと思うんですが、ソレって結局のところは屋外空間の屋内化とも言えるわけで、せっかくの「屋外感」が弱まっちゃうというという面があるのも否めないかなと。
ましてや、ちょっと落ち着かない感じ固い木のベンチに座るくらいだったら、床に直に胡座とかかいた方がずっと落ち着いて気分が良いような気もするんですよね。
肌触りの良いマットレスかゴザ的なものでも敷いて、中央にはちゃぶ台的なモノを置いて、そのまんま床に座っちゃうというのもアリかなと。
敷物はなるべく大きい方が良いですね。
目線が極限まで低いですし、地面にそのまま座っているという感覚が、他では得ようの無い安心感を与えてくれると思うんですよね。
で、心身ともにリラックス度が高まってきたら、おもむろにごろりと横になってみたりして。
椅子やソファを用意するのも悪くないとは思うんですけれど、「直床」は、それとは一味違う空間を楽しめる選択肢なのでは無いかと。
ざっくりとしたプレーンなラグなんかが良いのかも。
( via EL MUEBLE)

【光も影も自由自在】テラスとタープの組み合わせ



先日、「屋外空間には屋根があると使い易くて何かとイイね」的な話を書いたんですが、もう一つの選択肢としてこういうのもあります。

テラス+タープの組み合わせです。
僕の自宅のテラスがまさにこのパターンにしてあるんですが、タープって便利なんですよね。必要に応じて張ったり外したりができますので、日本のように四季のある国には最適なのではないかと。
例えばうちの場合、梅雨時から夏〜初秋あたりまではタープを張ってるんですが、タープがあるとちょっとした雨くらいなら気にせずにテラスに出ることができますし、真夏の暑い時間帯でも半日陰的な空間の下で比較的涼しく過ごすことができます。逆に秋以降〜次の春までの、「日ざしを大切にしたい季節」には、タープを取り外しておくだけで日光の恩恵を最大限に享受することができますしね。半分に折ったり張り方や位置を変えることで、日陰の形、大きさ、位置や、室内に差し込む光までかなり自由度高くコントロールできるというところも、単に屋根を作るという方法では実現できないメリットの1つかなと。
費用がほとんどかからないのも嬉しいですね。
うちではIKEAのキャノピーというタープを使ってるんですけれど、4.15m×3.6mのサイズでスプリング金具付きのものが2,490円。これまで6〜7年使ってきてますけれど、メンテナンス的なものは不要ですし、今のところ破けたりもないです(コケが生えたのでオキシクリーンで洗ったことはありますけどが)。恐らく10年に一度くらいのペースで必要に応じて買い換えればいいのかなと。
これから家を建てる方で、この話を読んで自宅にタープを導入してみようかなと思った方は、テラスや庭に面した壁や塀などに丸カンを取り付けておいてもらうよう、忘れずに工務店さんにお願いしておきしょう。
その際、必要最低数だけを取り付けておいてもらうのではなく、30cm間隔くらいで色々な場所に沢山取り付けておいてもらうように頼んでおくと、必要に応じて色々なタープの張り方ができてホントに便利ですよ。
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(使ってない丸カンには、ウッドデッキ掃除用のデッキブラシを引っ掛けておいたりも出来ます)
自分でDIYしても良いんでしょうけど、比較的高い場所での作業になるので、沢山取り付けると思ったより大変だったりもしますし、家の躯体に穴を開けて防水処置を施したりするのに若干不安が残るという方もいらっしゃるかも知れませんので、こういうのは躊躇なくプロに頼んでしまったほうがラクチンかなと。
( via CAANdesign )