細長い」タグアーカイブ

横に長いキッチンカウンター



このキッチンカウンターとダイニングのレイアウトはちょっと微妙です。


キッチンカウンター,横に長い,ダイニング

最初、単に「このカウンターはちょっと使い辛そうですね」というネガティブなコメントを書いてしまおうかと思ったんですが、それだけでは何だか宜しく無いと思ったので、よりベターなアイディアを考えてみようと思ったんですが・・・・。
まずそもそも、キッチンカウンターが横に長過ぎる、というのはちょっと使い辛いです。
それは、ウチにも同じ様なカウンターがあるので、多分それほど外れた見解では無いだろうと思います(ほどほどに長い分には使い易いですが、ココまで長いと、調理中に遠いエリアと行き来するのがちょっと面倒くさくなると思います)。
では、どうすれば使い易くなるか、というところなんですが、
1)カウンターを左右に分けて、半分くらいの長さにしてしまう。で、ダイニングを手前か奥に移動する。
→奥をダイニングにすると、左の部屋に行く際にテーブルが動線にかかって邪魔。
→手前をダイニングにすると、奥の両脇にキッチンカウンターがきてしまうので、左の部屋に行けない。
2)カウンターを、奥のエリアにL字型に配して、手前をダイニングにする。
→悪く無いかも。でも、左の部屋からダイニングに来るために、キッチンの中を通ることになって、動線的に問題がありそう。
・・・やはり、現在のレイアウトがベストなのでしょうか・・・。
もしかすると第三の案としては、他の部屋にある収納、クローゼット的な機能をココのエリアに持って来て、ダイニングを他のエリアに動かしてしまう、という手はあるかもしれませんが・・・。
プロの考えを素人がどうこうしよう、というのがおこがましかった様です・・・。

庭へ視線が抜ける細長いリビング



こちら、オーストラリアのCplusC architectsという建築家グループによるお家なんですが、この細長い感じ、日本の狭小住宅の参考にもなるのでは無いかと思いまして。

庭に続く壁面を、全開放にしてしまって、リビングと庭を完全に一体の空間の様に仕上げています。
庭側から見るとこんな感じです。
上の写真で奥に見えているジャロジー窓の向うはお風呂場です。
当然、庭もある立派なお宅ですので、こちらの家自体は狭小住宅では無いわけですが(そもそもオーストラリアですから・・・)、こういった細長いレイアウトのお家って、日本の狭小住宅に結構あるパターンかな、と思いましてご紹介させていただきました。