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【寛ぎのサイドスペース】ウッドデッキのテラスと2つのデイベッドのある開放的なダイニング・キッチン



こちらのお宅のこのダイニング・キッチン、雰囲気がとても素敵だなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

ウッドデッキのテラスと2つのデイベッドスペースのある明るく開放的なダイニング・キッチン

大きな開口部がふんだんに設けられた、明るく開放的なダイニング・キッチン。

鴨居の上部、妻小壁的な部分もガラス張りになってます。

ウッドデッキのテラスと2つのデイベッドスペースのある明るく開放的なダイニング・キッチン ウッドデッキ側から

 

キッチンの向こう側には、ガラスのスライドドアで屋内とフラットにつながるウッドデッキのテラス。

ウッドデッキのテラスと2つのデイベッドスペースのある明るく開放的なダイニング・キッチン2

 

そして、テラスと屋内双方に、こんな感じのデイベッドスペースが作り込まれてたりして。

デイベッドスペースとトップライトのあるウッドデッキのテラス

ダイニング・キッチンの片隅に作り込まれたデイベッドスペース

いいですね〜。自宅にこんなスペースがあったら、家にいるときは常にここで過ごすような生活になってしまうのではないかと。

 

このデイベッドを見てて思い出したんですけれど、こういうスペース、僕の自宅にも欲しいと思ってたんですよ。これ、以前にも書いたことがある話題な気がするんですけれど、うちの自宅、ちょうど10年くらい前に建てたんですけれど、計画段階では、ダイニングの壁際にこういうデイベッドスペースを作るはずだったんです。でも、建ててる最中にちょっとしたゴタゴタがあったもんで、デイベッドの件を後回しにしちゃいまして。「まあ、住み始めてからまた考えればいいか」みたいな感じで。で、その後どうなったかと言いますと、当初デイベッドが置かれる予定だった場所には今は子どもたちの勉強机が置いてありますね。

こういうのって、保留にしたりしてちゃダメなんですよね…。家って生き物みたいなものなので、一度住み始めると、こちらの意図に反して勝手にレイアウトを決めてどんどんと仕上がっていってしまう(まあ、実際には仕上がってないんですけどね)ようなところがあると思うんです。だから、躊躇したり後回しにしているものやスペースは、いつの間にか自然消滅的になくなってしまうという…。なので、優先順位を明確にして、欲しいと思ったスペースは最初からきちんと確保して作っていくいくことが何よりも大切なのかなと。

なんだか後半が完全に僕の反省みたいになっちゃいましたね…。まあ、勉強机を置く場所も当然必要なわけですから、別に構わないんですけどね…。でも、いつの日かの模様替えでは僕の欲しかったものを取り返せるように、こういうデイベッドスペース、自宅のリフォーム計画アイテムの一項目にしっかりと加えておきたいと思います。

( via Parsonson Architects )

【最短の動線を平行移動】横長のシンクの上に作り込まれたゆったりとした作業スペース



こちらのキッチン、シンクとその脇の食器用収納がいい感じだなと思ったのでご紹介させていただきます。

横長でかなりゆったりとした作りのシンクと、その上に渡された木製のカバー。

ルーバー状格子状の木製水切りのある、横長でゆったりとした作りのキッチンシンク

このアイディア、ちょっとおもしろくないですか?

似たようなもので、金属製の巻き簾のような形状のもをシンクの上に渡して、そこを食器の水切りスペースとして使うことができる製品というのはありますけれど、ある程度の耐荷重を確保した、こういうしっかりとしたものというのはあまり見たことがないかなと。この作りだったら、洗い物の水切りスペースとして使えるのはもちろんのこととして、各種の作業スペースとしても使えますし、ひのきやヒバあたりの耐水性や乾湿の変化への耐久性に優れた木材で作っておけば、上から水を流しながらの作業などもできますから、かなり幅広い用途に使えそうですよね。

横幅がありますから、例えば1/3だけ開けておいて、「食材を洗って切って盛りつけて」とか、「食器を洗って水切りしてそのまま左の棚へ」みたいな流れで、平行移動しながら最短距離の動線で作業ができそうです。シンクの左下に食器洗浄機でも入れておいて、文明の利器との組み合わせ、みたいなのもいいかも。

 

どことなく和風なテイストも混ざったようなこの感じも、個人的には結構ツボですね。

こちら、 京都大学工学部建築学科や、丹下健三事務所での活動経験もある、オーストラリアの建築家、リチャード・レプラストリエ氏の設計したものなんだそうですが、この雰囲気はそのせいもあるんでしょうかね。

うちの自宅のキッチンも、次にリフォームを入れるときには、こんな感じの作業エリア、導入を検討してみたいかも。

( via flickr )