こちらのキッチン、見ての通りかなりコンパクトではありますけれど、ちょっと良いなと思う点がありましてご紹介させていただこうかなと。
広さ6平方m≒3.5畳ちょい。これ以上コンパクトにするのは無理、というくらいにコンパクトなわけですけれど、左の壁際に作り付けられたこの細いカウンターテーブル、ちょっと良い感じじゃないですか?
奥行きせいぜい50cmといったところでしょうか。シンクの前に立って作業をする方の邪魔にならないように丸い形にカットされていますので、スペースとしての使い勝手は正直あまり良くないかもしれませんけれど、どっちみち元々狭いわけですし、このくらい思い切って細く小さく作ってしまうのもアリかなと。
このテーブルでゆっくりディナーを楽しむのは間違いなく無理だと思いますけれど、忙しい朝のひととき、家族で顔を合わせてコーヒーでも飲んでみたり、夕飯の準備や片付けをする奥様とお話をしながらちょっとビールでも飲んでみたりと、こんな本当に小さいカウンターテーブルがあるだけで、キッチンの使い方の幅が結構広がってくれたりしそうな気がするんですよね。
これからメインのダイニングに運ぶ料理や、食べ終わって下げてきた食器を置いておくスペースとしても使えそうですしね。
コンパクトなキッチンにコンパクトなカウンターテーブル、意外と良い組み合わせな気がするんですけれど、どうでしょう?
( via COTE MAISON )
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【動線と採光】キッチンとダイニングをつなぐ室内窓
こちらのキッチン、ちょっと良い感じじゃ無いですか?
ダイニングとキッチンは元々は完全に独立した別々の部屋になっていたんですが、リフォームをする際に2つのエリアの間の壁の上部を一部抜いて、上記の写真のような大きな室内窓を作ったんだそうで。
この窓のお陰で、キッチン自体は適度に隠されたクローズドな空間として保たれつつ、ダイニング側から差し込む明るい光がキッチンエリアまでしっかりと届くようになって、キッチンの雰囲気がものすごく明るく開放的になってくれてますよね。
ペニンシュラ型キッチンのようにダイニングとキッチンの間がダイレクトにつながった作りになっているので、料理を出したり食後の食器を下げたりするのも全てここから出来て、実際の動線としてもかなり効率的になってくれそうです。
しかもこの窓、ちゃんと閉じることも出来るようになってるんです。
これ、良いですね〜。
ガラス窓なので当然採光や開放感は保たれたままなワケですが、その上で、必要に応じて下部まで完全に閉じることで、キッチンの音や匂いなどをシャットダウンすることも出来るわけです。
リフォームというと、どうしても大掛かりに手を入れたりレイアウトを変更したりということをイメージしてしまうんですけれど、ほんの一箇所の壁に手を入れるだけでもこれだけのことができるわけで、こういうのを見させられてしまうと、まずは現在の状況をしっかりと把握すること、そこからイメージを膨らませて、どこにどう手をいれることが出来るのかを検討してすることって本当に大切なんだと改めて感じさせられます。
( via degoma )