こういうシンプルなワークスペースも良いですよね。
ぎりぎり2人並んで使えるくらいの広さのカウンターテーブルと、あとは本棚があるだけなんですけれど、ワークスペースなんて、ちょっと書き物をしたりPCを置いておけるスペースがあってしっかりとした収納さえあればそれで十分なのかなと。
こちらのお宅、上の写真のワークスペースも良い感じなんですが、なかなか面白い作りをしてまして。
一軒家なんですが、平屋でそれほど広く無い。広さ704スクエアフィートということですから、≒65.4平方m≒19.8坪≒40畳弱といったところなんですが、何とワンルームなんです。
40畳のワンルームの一軒家。何だかちょっと面白そうじゃ無いですか?
どーんとメインの空間がリビング・ダイニング・キッチンで、中央には薪ストーブが据え付けられちゃってます。
薪ストーブ、良いですね〜。これだけでもう、この空間が素晴らしい感じがしてきます。
ストーブに向かって右手がベッドルームエリア。
リビング・ダイニングと一体のエリアなんですけれど、斜め天井の下のちょっと奥まった空間になっていてカーテンでも仕切れるようになっているので、それなりに落ち着ける良い感じのスペースに仕上がっているのでは無いかと。
ストーブに向かって左手がダイニング・キッチン。
キッチンの左奥に見えているのが、最初の写真に出てきたワークスペースです。
ぐるっと回った逆のエリアは、バスルーム&ランドリー&クローゼットエリアです。
このシンプルな感じがまた、なかなか良い感じかなと。
大物を収納しておくための納戸の離れもあります。
コミコミ40畳といったら、日本の感覚だと、「広からず狭からず」「1人暮らしだったら贅沢」「2人だったらそれなり」「家族で暮らすのはちょっと無理」というくらいの、それなりの広さというところですかね。
この広さの土地に平屋を建てて更にそこをワンルームにするというプランはちょっと現実的じゃ無い気がしますけれど、将来引退して、山か海の近くに小さな家でも建てて暮らすようなチャンスがあったら、是非ともこんな感じのお家を建ててみたいものですね〜。
( via The New York Times )
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【至福の時間】バスタブのあるロフトのベッドルーム
ユニットバスも実用的で良い面が多々あるとは思いますけれど、自宅のベッドルームにこんなお風呂があったらサイコーでしょうね〜。
ロフトのベッドルームの床にいきなりどーんとバスタブを1つ。
斜め天井を切り取ったスペースに埋め込まれた作り付けの本棚が、また良い感じを醸してくれてます。
こちらのバスタブ、イタリア・ミラノのGIOPATO&COOMBESというデザインユニットが手がけた商品なんですが、このシンプルな感じが素敵ですよね〜。
休日の朝、眠い目を擦りながらおもむろに蛇口を捻って湯船に熱いお湯を溜めつつ、お湯が溜まるまでの時間に本を選んで、その後ゆっくりと湯船に浸かりながら本を読んで…。
実際にはそうそうそんな優雅な時間を過ごせるとは到底思えませんが、月に1〜2回でもそんな風にして過ごせたら良いですね〜。
こういうお風呂、ヨーロッパのお宅の写真なんかではたまに見かけるような気がしますけれど、設置・施工が大変だったりするんですかね?
配管周りは通常と変わらずに行うにしても、万が一の水漏れの際のことを考えると、そこら辺にはそれなりの対策が必要そうな気もしますが、逆に「浴室のタイルの床からそっと水漏れ」みたいなケースは無いわけだから、普通に洗面台を作るくらいの感覚で大丈夫なのかも。
あと、当然のことながら体を洗うスペースがどこにもありませんから、別途シャワーブースかバスルームがもう1つ必要になるんですけどね…。
「ベッドルームのスペースには十分余裕があるぜ」という恵まれた方は、ベッドルームの片隅にこんな感じのバスタブを置いてみてはいかがでしょうか?
( via GIOPATO&COOMBES )