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丁寧に作り込まれたベランダの屋外リビング



このベランダの雰囲気、良いですね〜。

グリーンでコーディネイトされたソファが2つあるコンパクトなバルコニー

屋外空間だからといって適当にやっつけず、ライムグリーンをベースにきっちりとトータルコーディネイトされてるところが素敵です。

色々な家具が置かれていて制約も多い屋内の10畳のリビングを色々頑張ってコーディネイトするのって結構大変な作業なわけですけれど、家具も用途も限定的な4畳のベランダをコーディネイトするのは、自由度も高くてやれることも沢山ありますし、少ない手間で完成度も満足度も高いスペースが作れるのでは無いかと。

 

それほど広々としたベランダじゃないですけれど、そこに敢えてソファを2つ入れてあるところがまた素晴らしいですよね。

これがソファ1つじゃ、そもそもメンバーが3人4人になっちゃったらベランダが使えませんし、例えば夏の夕暮れに、訪ねてきた友人と2人でベランダでちょっと一杯やろうかなんてときにも、コンパクトなソファに男同士で並んで、なんてのもちょっと気持ち悪いですしね。

その点、小さくてもソファを2つ入れておけば、例えば友人夫妻が訪ねてきたりしたときにも、ゲストには大きなソファに掛けてもらって、コチラは小さい方のソファ+椅子でも1つ持ってくれば、みんなでベランダで過ごすことができるわけで、ベランダというスペース自体の使い勝手が一気に上がってくれちゃうわけです。

 

大小2つで組み合わせたソファを対角線に配置してあるのもポイント高いですね〜。

こうすることでスペースに広がりが出て、一気に開放的で過ごしやすい雰囲気になってくれてますよね。

 

適当にやっても何とかなってしまいそうなちょっとしたスペースだからこそ、しっかりと考えて丁寧に色々と盛り込んでいくことで、気の利いたポイントがギュッと詰め込まれた最高に素敵なコンパクトスペースに仕上がってくれるのでは無いかなと。

( via Ion Decoration )

BBQテーブル付きのコンパクトな屋外ダイニング



コチラのベランダ、座り心地の良さそうな椅子が4脚用意されてて、家族や友人とみんなでのんびり過ごせちゃいそうな快適空間に仕上がってるわけですが、それだけじゃありません。

DIYのコンパクトなBBQグリルのあるベランダ

 

真ん中に置かれてるローテーブル、何と、BBQグリルが埋め込まれてるんです。

DIYで作ったコンパクトなBBQテーブル

乾き物やチーズをつまみながら静かにワイングラスを傾けるくらいでは飽きたらず、ここでジュージューとステーキやハンバーグを焼いて、それをそのままパクつきつつビールでガンガン流し込んでしまおうという寸法なわけです。

 

しかもこのBBQグリル、焚き火台にもなっちゃったりして。

DIYで作ったBBQグリル兼焚き火台

 

これだけでももう十分過ぎるくらいにスゴイんですが、何とこのBBQテーブル、DIYで作ったものなんだそうで。

 

まずは、埋め込むためのBBQグリルを調達。

コストコかと思いきや、ホーム・デポのようです。アメリカってこういうお店がたくさんあってちょっと楽しそうですよね。

ホームデポでウェーバーのBBQグリル スモーキージョーを購入

アメリカでBBQグリルといえばウェーバー(イメージと独断に基づく勝手な想像)。

ちなみにこのスモーキージョーというのはポータブルタイプのBBQグリルでして、比較的コンパクトなので日本のご家庭で使うのにも丁度良い感じなのでは無いかと。

 

で、続きましては、テーブルを作成。

テーブルトップにはスケートボードのデッキを使用。BBQグリルがすっぽりと収まる形に、ジグソーでカットします。

スケートボードを電動ノコギリでカット

 

あとはそこにBBQグリルをすっぽりと収めるだけ。

ウェーバーのBBQグリル スモーキージョーをテーブルに埋め込んだところ

コンパクトなBBQテーブルの完成です。

 

何と言いましょうか、まぁ、すげえなと。

さすがDIYの国・アメリカ。DIYのレベルが、やることなすこと、いちいち本職の人みたいですもんね(といっても、このBBQグリルを作ったのは、自らを「デザイナーであり、技術者であり、ハッカーであり、ものづくりをするオタク集団」と紹介している、”HANDMADE AMERICA”というチームの方々なので、そもそもが素人というわけでもないんですが)。

 

でも、ちょっとだけ気になったんですけど、硬くて比較的燃えづらそうな楓か何かの合板とはいえ、所詮は木のスケートボードにBBQグリルをはめ込んじゃったりして大丈夫なんでしょうか。

直接火が燃え移るようなことは無いにせよ、輻射熱で徐々に炭化して、ある日突然発火とか、最悪のケースでは、炭化した部分が崩れてBBQグリルがいきなりガタンと落ちたりして……。

自己責任っつーことでやってるんでしょうけれど、個人的には、こんなこぢんまりとしたスペースの中で強い火力でジュージューと肉を焼くというのは、ちょっと性に合わない気もしますね。

特に夏場なんかは……無理でしょう……?

 

どちらかといいますと、七輪でも埋め込んで、秋から春に掛けての、「遠赤外線が嬉しい」季節に、仄かに赤く灯る炭火で暖を取りつつ、その上でスルメを炙ったり燗をつけたりしながら、のんびりと過ごしたり、なんてのが好みですが。

 

でも、この豪快な炎も悪くないかな。

コンパクトな焚き火台で燃え盛る炎

やっぱ、危ないですよね……?

( via HANDMADE AMERICA )