こちらのお宅のこのスペース、ちょっと素敵だなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
ウッドデッキのスペースのコーナーの頭上にタープを張って、屋外用のテーブルと、何脚かのチェアを置いただけのシンプルな屋外ダイニング。
お茶やビールでも飲みながら、家族でのんびり過ごしたり、天気の良い日はランチやディナーをここで、みたいなのもいいですよね。七輪でも1つ用意しておけば、BBQもできちゃいますしね。
このコーナー部分だけだと、ざっと5〜6畳といったところでしょうか。 決してコンパクトというわけじゃありませんけれど、「広々ゆったり」みたいなスペースが確保できなくても、こんな感じなら、そこそこのサイズのお庭でも十分に楽しめてしまうのではないかと。
こちらのお宅を見ていてふと思ったんですけれど、これはルーフバルコニーに限らず、ベランダやお庭でも同じことがいえると思うんですけれど、こういうスペースって、スペース自体がどういう感じで作り込まれているかというのも当然大切ではあるんですが、それと同じくらいに大切なのが「配置」、つまり、その場所が「家の中のどこにあるか」というレイアウト的なものが、日常的な生活動線とマッチしているかどうかという点だと思うんですよね。どんな素敵なスペースでも、日頃あまり通らない動線の上にあると、結局利用頻度が下がっていっちゃいますし、逆に、家族が皆で日常的に時間をともにしているリビング・ダイニングあたりからサッと出られるような場所にあれば、おのずと利用頻度も上がっていくというものなわけで。
で、こちらのお宅はどんな感じになってるのかな、と思って見てみたら、実はこちら、お庭ですらなくて、こんな感じの、ルーフバルコニーに作り込まれた屋上庭園的なスペースなんだそうで。
「庭付き一戸建て」といってしまうと、その響きだけで、庶民には高嶺の花という感じがしてしまいますけれど、これなら多少はハードルが低くなってきてくれるような……あんまり変わりませんでしょうかね……。
( via desire to inspire )
「開放感」タグアーカイブ
【コンパクトスペースで気軽にのんびり】キッチン脇のスモールダイニングと隣接するバルコニーに作り込まれた屋外ダイニング
最近、IKEAなんかでも、こんな感じの屋外スモールダイニング的なスペースの作り込みアイディアを広告で紹介してたりしますよね。
ベランダやバルコニーに作り込まれたコンパクトなこういう屋外スペース、このサイトでも、いままでに少なく見積もっても50回くらい、もしかすると100回近く紹介してきているような気がしますけれど、個人的にはものすごくありだと思ってます。
別にゆったり広々なスペースじゃなくても、いつもはキッチン脇のダイニングで飲んでるコーヒーを、軽い感じでサッと屋外に出て飲んでみたり、ちょっと時間に余裕のある休日のお昼間に夫婦でのんびりビールかワインでも、みたいな感じで十分に楽しめてしまうのではないかと。
カップル(死語でしょうか)やご夫婦での2人暮らしなら当然のこととして、小さいお子さまのいらっしゃる3〜4人くらいまでのご家族だったら、このくらいのスペースでも全然OKだと思うんですよね。
扉はガラス入り、できれば観音開きのほうが、使い勝手が宜しくていろいろとはかどっちゃうと思います。
関東の梅雨明けは、平年通りだと7月20日前後。あと1ヶ月弱といったところでしょうか。まだまだ先の話という感じもしますけれど、今年も必ずやって来る暑くて素敵な夏に備えて、こんな感じの屋外のスモールダイニング的なスペース、お宅のバルコニーにもおひとついかがでしょうか?
( Photos #1-2 via MY SCANDINAVIAN HOME , #3-4 via EMMA hOS )