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【暖かみのある癒し空間】滑らかな木製バスタブのお風呂



以前に「木製の洗面台」というのをご紹介したことがあるんですが、今度はもっとスゴイです。

コチラ、木製のバスタブなんです。
素材には合成樹脂を染み込ませて高圧圧着した合板が用いられていて、耐水性/耐久性的な面については当然問題の無いようにしっかりと設計されているわけですが、それにしても見た目が美しいです。
深く掘れ上がる波を思わせるような滑らかな形状と、その上を流れるように浮き出る木目の組み合わせが、とても暖かみがあって素晴らしい雰囲気を醸してますよね。
このバスタブに身を沈めたらこの上無くリラックス出来そうな気がします。
お風呂というのは体を洗ったりして綺麗にする場所なわけですが、それと同時に、体を暖め心身ともにリラックスさせて疲れを取りリフレッシュするための空間でもあるわけで、そういった意味ではイメージ的にはドンピシャなのかなと。
しかも、入浴の目的の中で「リラックス」が締めるウエイトは決して小さいものでは無く、そしてその「リラックス」に対してイメージや感覚的なモノが与える影響がコレまたかなり大きいであろう事を考えると、たかが見た目の話と侮れないものがあるように思えます。
コチラ、スイスのAlegnaという会社の製品でして、説明を読むと「長年に渡るヨット作りの経験を生かして」的なことが書いてあるので、そういった部分に何らかのルーツのある会社のようなんですが、現行製品のラインナップにヨット関連のものも無く、ソレ以上の情報が無かったもので詳細はよく分かりませんでした…。スンマセン。
純和風な檜造りのお風呂も当然良いものなんだろうと思いますが、このバスタブはそれとはまた別の素晴らしい体験をもたらしてくれそうな気がします。
お風呂が大好きなそこのアナタ、一点豪華主義で思い切ってこのバスタブにチャレンジしてみてはいかがでしょう?

【ミニマルで解放的】1LDK+ロフトのサマーハウス



コチラ、北海とバルト海の間の多くの海峡に囲まれた地域、デンマーク フュン島北部のオーデンセの海沿いに建つサマーハウスなんですが、個人的にはかなりツボな感じです。

何と建築面積42平方mということで、坪換算にしてわずか12.7坪。
日本の狭小住宅もびっくりなサイズなんですが、コンパクトながらも必要最小限の設備を一通り備えている、中々完成度の高いおウチなのでは無いかなと。
確かに小さなオタクなんですが、何というか、作りにあまり無理が無いんです。
そもそもが休暇を過ごすためのシンプルなサマーハウスとして設計されているというのもあるんですが、夫婦+3人の子供と犬が快適に過ごすために必要にして充分な空間が整えられています。
皆で過ごす共用空間として、家屋の半分程度のスペースを充当したリビング・ダイニング。
ダイニングの一画にはさり気なく暖炉があったりもします。
炎のある生活。良いですよね。
そして、リビング・ダイニングエリアの上にはロフトが。
ココが子供たちのためのスペースですね。
夫婦が使用する寝室は、独立した部屋として一室を確保。
13坪弱の狭小住宅ビーチハウスの寝室.jpg

6畳程度といったところでしょうか。確かに広々とした空間とは言いがたいですが、コンパクトながらも居心地の良さそうな雰囲気に仕上がっています。
後はキッチンとトイレ・バスルームがあるだけで、一軒家にして1LDK+ロフトというスーパーミニマルな作りなわけですが、このお宅に足りないものって何かありますでしょうか?
子供たちが大きくなってきたら少し考えなければいけないこともあるかも知れませんけれど、仮にコレがビーチハウスで無かったとしても、コレはコレでアリなのでは無いかと。
しかも、表に出るとこんなですから。
家の周りはウッドデッキを張り巡らせたテラスになってまして、ダイニングを出たすぐ脇にはこんな感じのデイベッド風のベンチが。
天気が良い日に、子供たちの騒ぐ声を遠くに聞きながら、ココでうたた寝とかしてみたいですね。
更にその隣には、こんな感じの屋外ダイニングも設けられちゃってます。
このロケーション、素晴らしすぎません?
毎日3食全部ここで食べたいくらいですよね。
細かい情報が無かったのでよく分からないんですが、このテラスのエリアに全体で10坪弱くらいは使ってるのかも知れません。
そういう意味では敷地面積的には恐らく20坪くらいのスペースになるわけですが、土地の使い方の配分を思い切ってこんな感じにしてみるというのも潔くて良いかなと。
このお宅は海沿いの別荘ですけれど、街中に20坪の土地を買って、思い切ってこんなスペース配分のお宅を建ててみるというのも面白いかも知れません。
2階建てにしてお部屋をあと2つ3つ追加すれば、3LDK+ロフトの普通の(?)狭小住宅的な作りにもできますので、かなり現実味も出てきますし。
このお宅的な「面白さ」を目指すのであれば、景色が良いとか周辺環境に恵まれているとか、何らかロケーション的な「特別さ」は必須になってくるとは思いますけれどね。