ロフトや、斜線制限などの関係で出来てしまった勾配天井の下のスペースを使って作った、こんな感じのコンパクトなワークスペース、良いですよね。
でも、こういうスペースの使い方の選択肢として、敢えてゴチャゴチャとモノを置かずに、ただただ落ち着いて読書に没頭できそうなシンプルなリーディングヌックにしてしまうという手も、これはこれで憧れるものがありますね〜。
こういう家具もモノも無いスペース、意識して確保していかないと、作れないですよね。家の中って、放っておいたらいつの間にかどんどんモノで溢れていっちゃいますから。
上記の写真、どちらも同じお宅の中の一画なんですけれど、最初の写真のワークスペースも、現在に至るまでに色々な変遷を経てまして……。
当初は、座り心地の良さそうなコンパクトなソファを置いた、包まれ感のあるこんな感じのスモールリビング。
コレも良いですね〜。斜め天井下の包まれ感で、ものすごく落ち着いて寛げそう。
ソファの代わりにアンティークのテーブルと椅子を置くと、シンプルなワークスペースに。
そして、もう少し色々と設備を充実させた結果が現在の状態。
勾配天井の下って、大きな家具が置けないので使い方が難しい部分もありますけれど、独特の雰囲気を上手に活かす事ができれば、アレンジ次第でいくらでも面白い感じのスペースにすることが出来て面白いですよね。
( via helt enkelt – #1 , #2 )
「内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ
【居住性と快適性】ガラス張りの開放的なキッチン
このキッチンの作り、ちょっと良い感じなんですけど。
ダイニングとの間の壁は、全面ガラス張り。
これだったら、キッチンという作業場から発生する音や匂いがダイニングエリアに流れ込むのはしっかりとシャットダウンしつつ、光は通してキッチンを明るく開放的な雰囲気にすると共に、ダイニングに居る家族の様子を確認したり、必要に応じてコニュニケーションをとったりも出来てしまうわけです。
こちらのキッチンの出入口は扉の無いオープンな作りになってますけれど、ここに多少厚手のカーテンか簡易的なドアのようなものでも用意しつつエアコンを設置しておけば、茹だるような夏場の昼下がりも、起きるのがつらい真冬の朝も、キッチンだけに効率的にエアコンを効かせて快適に作業をすることができそうですしね。
しかもこちらのキッチン、キッチンエリアの中に、ちょっとしたスモールダイニング的なスペースまで作ってあったりして。
夕飯がまだの腹ペコお父さんが夜中に帰ってきて、「ちょっと何か食べたいんだけど」というようなコトになった場合にも、奥様が簡単なものを温めたりしてくれている間、今日あったことをちょっとお話しなんかしながら、ビールでも飲みつつここで待ってられたりできるわけです。
キッチンというと、調理や後片付けのしやすさ、作業効率の良さ的な面がまず重要視されるのは当然のことだとは思うんですけれど、多くの主婦の方が1日のうちの短くない時間を過ごす場所ですので、こんな感じに快適性を考慮した作りを考えて取り入れておけるのって、とっても素敵なことなのではないかなと。
これ、たった今思いついた単なる思いつきなんですけれど、ガラスの壁の一部を開閉できるようにしておいて、そこにちょっとしたカウンターでも作りつけておくと、料理を出したり、食べ終わった後の食器を下げたりする際に更に便利かも知れませんね〜。
いつか自宅のキッチンをリフォームするときには、是非このキッチンを参考にさせて頂きたいと思います。
( via voyages autour De ma cuisine )