内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ

【書斎の代わりに…】ミニマルなウォールデスク



自宅に書斎を作るスペースは無いけれど、せめて良い感じのワークスペースくらいは欲しいな…という方に、コレいかがでしょう?

こちら、カリフォリニアを拠点に活動するデザイン集団”Orange22″のデザインした、”Botanist”というシリーズのウォールデスクなんですが、このミニマル感、かなり良い感じなのでは無いかと。
ノートPCだと、使わないときにはこんな風にしまっておいて、
使う時だけ引き出して、という感じでもイケますね。
ケーブル用のスリットなんかもしっかりと考えて作られてますので、ケーブル周りがごちゃごちゃになるというようなストレスも無さそうです。
コーナー周りは柔らかく曲げた上に角が落としてあって、見た目の雰囲気的にも良いですし、人が行き来するような動線上のエリアに作っても安心して使えそうなイメージがあります。
個人的な好みの話なんですけど、こういう、木材を「ぐにゃっ」と曲げた感じ、結構好きなんですよね。
飴みたいで何だか美味しそうじゃ無いですか?
幅約152.4cm×高さ約20.3cm×奥行き約45.7cm。重量約24kg。
幅はありますが、奥行きはちょっと控え目です。
サイズ的には、「机と立派目な作り付けの棚の中間」くらいの感じでしょうか。
この奥行きだったら、大抵の場所に取り付けてもあまり邪魔にならなさそうな感じです。
実際の取り付けは、まずこんな感じのブラケットを壁に取り付けまして、
こういうタイプのブラケットを使用していると、強度がしっかりと確保できるので安心できますよね。
このブラケットに、デスク本体を引っ掛けるようにして取り付けた上でネジ留めします。
取り付けネジは木ネジ、コンクリートネジなどが標準で添付されていて、仕様的には、「あらゆる壁に取り付け可能」ということになってるみたいです。
価格は699ドル。最近また円安に振れてきていますので、ざっくり「7万円くらい」という感じでしょうかね。
途中まで購入手続きを試してみたところ、送付先として日本が選べましたし日本向け発送はしてくれそうな感じでしたが、”Unfortunately there is no Shipping Rate available for your destination and/or weight of your cart. Please contact the Shop Owner for further assistance.”的なメッセージが出て来ましたので、送料は別途掛かりそうな感じです。
ここまでご紹介しておいてアレなんですが、日本の大工さん、職人さんは確かな腕をお持ちの方が多いですから、家を建てるときに、予め「こんな感じの作ってよ」と頼んでおけば、ワンオフで作ってくれちゃいそうな気もしますけど。
( via dlab SHOP )

【閉じて得る開放感】内部に開くウッドデッキの家



このお宅のウッドデッキのある庭、良いですね〜。

リビング・ダイニングと寝室は別棟になってまして、それぞれの周囲はウッドデッキで囲まれ、二つの建物の間もウッドデッキで接続された渡り廊下になっています。
お庭はそれほど広く無いんですが、ウッドデッキを張り巡らすことで、屋内と同じ感覚で気軽にアクセスできるようになっていて、コレはなかなか良い感じなのではないかと。
リビング・ダイニングと寝室の間のウッドデッキはこんな感じ。
雨でも行き来に問題無いように、屋根がついています。
天気が悪い日なんかは、ココでのんびりしたりするのも良さそうです。
二つの建物の庭に面する部分にはふんだんにガラスが使われ、ウッドデッキのお陰で庭を身近に感じることもできて、敷地内のどこにいても、とても開放的な気持ちで過ごせそうです。
建物の外観はこんな感じになっています。
この外観と内部の開放的な風景には結構なギャップがある気がしますが、外部に対してきっちりと閉ざしてあるからこそ、内部をここまで開放的に作ることができているのかなと。
この建物はオーストラリアのメルボルンの住宅地に建つ建物なんですが、日本の住宅地に建てるとしても、色々と参考に出来そうな気がします(全面ガラス張りは、夏の暑さと冬の寒さの双方が厳しい日本の気候では、ちょっと考えものだと思いますけれど)。
間取り図はこんな感じです。
2階は2つ目のベッドルームとお風呂だけ。ほとんど平屋に近い、結構贅沢な作りです。
このテラスは、1階のリビング・ダイニングと寝室間の渡り廊下の屋根の部分に作ってあります。
ココらへんの各部屋、各パーツの組み合わせ方も、なかなか秀逸かなと。
一軒家のクセに2LDKですので、このままだと家族で住むにはちょっと使いづらいかもしれませんが、少しレイアウト変更を入れれば十分に日本の一般家庭向けの邸宅にも応用出来そうです。
「ほぼ平屋に近い作り」「庭あり」と、今どきの日本の住宅地に建てるには多少贅沢目な作りかもしれませんが、候補地を少し郊外に移動させてでも、こんな感じのプランにしてみる価値は十分にありそうです。
コレからお家を建てるご予定の方、どうでしょう?