【ウナギの寝床を切って使う】中庭の先のワークスペース



こちらのワークスペースの雰囲気、ちょっと良い感じじゃ無いですか?

シンプルでコンパクトな離れのワークスペース

幅5m×奥行き2m、6畳ちょいというくらいの広さでしょうか。

横長のデスクを2つ、後はサイドに書類を収めておくための棚が据え付けてあるだけの、この上なくシンプルなスペースですけれど、必要にして十分というくらいのミニマルな感じがまた良いかなと。

 

実はこのワークスペース、スウェーデン南部 ランツクルーナの街に建つ狭小住宅的なお宅の離れでして。

スウェーデンの狭小住宅

間口5mというくらいでしょうか。紛れも無く、狭小住宅と言い切ってしまっても問題無いかなと。

で、建物の中に入るといきなりリビング・ダイニング。

スウェーデンの狭小住宅のリビング・ダイニング

 

そのダイニングスペースのすぐ向こうが中庭。

リビング・ダイニングから中庭の向こうの離れのワークスペースを望む

この中庭の向こうに見えているのが、先ほどのワークスペースのある離れなんです。

土地の図面が無いので正確なコトは言えないんですが、間口の狭さに対して、奥行きは結構ある(20mくらい?)ように見えますので、かなりのウナギの寝床状な土地の形なのかなと。

細長い土地に対してオーソドックスに細長く家を建てる、というプランも当然ありだとは思いますけど、こんな感じに思い切って真ん中に中庭を作ってしまうと、建ぺい率や採光の問題にも柔軟に対応できますし、日本でこんな形の土地に狭小住宅を建てる場合にも応用できそうですよね。

離れを、将来的には必要に応じて子供部屋or多目的室的なものにもコンバートできるように予め想定して作っておくと、家族が増えたり、ライフステージが変化したり、というような場合に、柔軟に対応するためののりしろにもなってくれそうですし。

これから、「ちょっと変わった形の土地に狭小住宅を建ててみようかな」とお考えのソコのご主人/奥様、中庭+離れプラン、ご検討してみてはいかがでしょうか?

( via dwell )

【シェードの下の柔らか空間】白と黒の屋外ダイニング



庭/テラスネタをもういっちょ。

こちらの細長スペースの屋外ダイニングはどうでしょう?

白い布タープの張られた細長の屋外ダイニング

「ふむふむ、結構良い感じね〜」と軽く流してしまいそうな感じもありますが、このテラスのこの雰囲気、ダイニングテーブルの上に張られた、シェード的な役割のこの布があってこそのものだと思うんですよね。

だって、ココにこの布が張られてなかったら、単に、家の脇の少し幅のある通路にテーブルと椅子を置いただけのスペースになっちゃってると思いません?

この布があって、その下の空間だからこそ、包まれ感にも似た独特の雰囲気のある特別なスペースに仕上がってるのかなと。

 

張ってあるのが布というところも良いですね〜。コレがテント素材のタープとかじゃ、ちょっと存在感がありすぎて、この柔らかい雰囲気にはならないですもんね。

ウチのテラスも、今年はタープじゃなくてファブリックの何かでも張ってみようかな…。

( via delikatissen )