眺めの良いテラスのダイニング



北欧スウェーデンのalvhemmakler.seというサイトをチェックしていて、かなり感じの良いテラスをいくつも発見してしまったので、ここから先、何件か連続してテラスやバルコニーの紹介をしていってみたいと思います。

今回まずはこちら、眺めの良いテラスのダイニングです。
何の変哲もない普通のテラスですが、ともかく眺めが良いですね。
小さなテーブルと椅子を出して、2〜3人位で朝食を食べられそうなスペースを作っています。
よくみると、周りのマンションも、さして新しくも無いごく普通のマンションですが、どこの部屋にもテラスやバルコニーがあって、どの家庭でも、必ずといっていいほどにテーブルや椅子を表に出してます。
実際のところは僕は良くわからないんですが、これは北欧という土地柄が大きく影響しているのかな、と。
スウェーデンはかなりの高緯度に位置しますので、夏は日がものすごく長く、逆に冬は日がものすごく短いです。
具体的にいえば、ストックホルムでは、日がもっとも長い夏至近辺は、朝3時4時には日が昇り、夜は22時過ぎにやっと日没、という感じで、日照時間は実に18時間にもなるそうです。逆にもっとも短い冬至近辺は、朝9時ころに日が昇り、15時前には日が沈んでしまうという感じで、日照時間はわずか6時間なんだそうです。
日本の文化にも、春夏秋冬で遷りゆく気候を、いかに受け入れ、いかに楽しむか、という視点があると思いますが、スウェーデンの文化には、1年の間でこれほどの変化をする「日照時間」というものをいかに楽しみ享受するか、という視点があるように思います。
日の長い夏は、一日中降り注ぐ太陽の光を存分に楽しむために。
日の短い冬は、そのわずかな太陽の光を楽しむために。
ということなのかな、と。
そして、夏と冬、冬と夏の間に、どんどんと短くなり、どんどんと長くなる日照時間の変化を生活の中で感じ取って生きているのかな、と思いました。
そもそもが寒いエリアの国ですので、太陽の光というものをとても重要な恵みと感じているのかもしれません。
日本はスウェーデンほど極端な日照時間の変化があるわけではありませんが、同じように日本の四季をしっかりと感じ取れるような家を建てることが出来たら、それは幸せなことだと思います。
( via  alvhemmakler.se  )

暖色系のカラフルなリビング



このリビング、気になるところが結構いっぱいあったので、ちょっとご紹介を、と思いまして。

何せ僕は素人なもので、非常に感覚的なものでしか感じ取れないんですが、このリビング、一見普通のリビングの様にも思えますが、よくよく見ると、良い意味でも悪い意味でも、結構異質なものを感じる部分があります。
まずはこのカラフルな色使い、良いですね。
赤、オレンジ、ピンクという暖色系の柔らかい色のファブリックをバランス良く使っていて、居るだけで気持ちが明るくなりそうな雰囲気を上手く作り出せていると思います。
こういう色使いって、かなり計画的にやらないと中々ココまでは持って行けないのではないかと。
スペース全体を囲む様に配置された低いソファも面白いです。
リビングをぐるりと囲う様に低く長いソファを配置することで、独特の雰囲気が生まれています。
この目線の低い閉じられた空間、相当親密な間柄でないとちょっと息苦しさを感じそうな気もします。
なのにスペースとしては結構広い、というギャップが面白いですね。
このリビングにスゴく仲の良い友人同士で集まって夜通し飲んだくれたら大変なことになりそうです。
壁に埋め込まれた作り付けの本棚も面白いです。
「ニッチ的」というにはあまりに立派過ぎる本棚がやけに気になります。
低いソファに対して、何となく圧迫感があるというか、ちょっとアンバランスな感じもしますね。
もうちょっと良く考察してみたらもっと色々と参考になる場所が見つかって来そうな気がしますが、現状の僕の能力では理解しきれない箇所の方が多い気が・・・。
身の程をわきまえずにこんなものをピックアップしてしまったことを、ちょっと後悔してます。
すんませんでした・・・。