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吹き抜けでつながる2フロアのワークスペース



このワークスペース、ちょっと良い感じなんですけど。

2層になった吹き抜けのあるワークスペース

吹き抜け状の高い天井と、そこから差し込む光。

この開放的な雰囲気だけでも十分素晴らしいんですが、

2層になった吹き抜けのあるワークスペース2

脇には階段がありまして、その階段を上がって行くと、

2層になった吹き抜けのあるワークスペース1

上のフロアにも、もう数席、作業用のスペースがあるんです。

 

階段脇に、コンパクトなワークスペースが1つ。

2層になった上階のワークスペース

手すりの替わりに張られたこの赤いロープ、単なる飾り的なものかと思いきや、しっかりと人間の体重を支えることができるように設計されていて、隙間からの転落も防止するために、10cm以下の間隔で張られているんだそうで。

 

そして、奥のエリアは最初の写真の上の部分。こちらにも、結構しっかりとしたボス用の席的なワークスペースが1つ。

2層になった吹き抜けの上のワークスペース

下のフロアに降り注いでいたのは、この天窓から入ってきた光だったわけです。

 

こちら、イギリス ロンドンの”Fraher Architect”という建築事務所のオフィスの写真なんですが、こういうワークスペースや書斎を一般家庭に作ってしまうというのも意外とありだったりするかもな、と思ったんですけれど。

個室の子供部屋/勉強部屋というのも別に悪いとは思いませんけれど、こういった「半個室」的に開かれたスペースで、親と子がある程度お互いの状態を意識しあったり、場合によっては声を掛けたり質問したり、ということができるくらいの作りになっている子供部屋って、子供の教育ということを考えた場合に、きっと良い方向に働いてくれるんじゃないかと思うんですよ。

それと同じく、親が仕事をしている姿や、本を読んだり、何らかの趣味に没頭・集中しているような姿を子供に見せるというのも、それはそれで、子供の教育上、何らか良い影響を与えてくれそうな気がしますしね。

まあ、子供たちの勉強時間とお父さんが自宅の書斎で何かをするような時間が重なることって、実際には休日とかの、かなり希なタイミングだったりするんでしょうけれど、それでも、せっかく家族で暮らしてるわけですから、こういう形で家族がつながったり重なったりできるスペースがあるのって、結構良いんじゃないかなと。

( via dezeen )

【集中できそう】中庭に面した狭く薄暗いワークスペース



このワークスペースの雰囲気、ちょっと良くないですか?

薄暗く落ち着く雰囲気の中庭に面した書斎

細長く、薄暗く、椅子はパイプ椅子だし、内装はチープだし、でも、何だかとっても落ち着いて作業ができそうな感じ。

この写真を見てて思ったんですけれど、書斎って、別に明るくなくても良いし、開放的じゃなくても良いですよね。狭くて、薄暗いくらいのほうが、黙々と作業ができるかなと。

 

奥の窓の向こうが中庭なんですけれど、これ、北向きですかね?

そういえば、志賀直哉の書斎も北向きだったらしいですよね。そのほうが、柔らかい光が1日を通して安定して差し込んでくれて、執筆活動や作業に集中しやすいんだそうで。

でも、よく考えたら、僕の自宅の書斎も北東向きですけれど、自宅で仕事をすると、何でだか常に雑念にとらわれてるような気も…。東が入ってるからダメなのか、本人の資質の問題なのか……。

( via hugh strange architects )