このワークスペース、ちょっと良い感じなんですけど。
吹き抜け状の高い天井と、そこから差し込む光。
この開放的な雰囲気だけでも十分素晴らしいんですが、
脇には階段がありまして、その階段を上がって行くと、
上のフロアにも、もう数席、作業用のスペースがあるんです。
階段脇に、コンパクトなワークスペースが1つ。
手すりの替わりに張られたこの赤いロープ、単なる飾り的なものかと思いきや、しっかりと人間の体重を支えることができるように設計されていて、隙間からの転落も防止するために、10cm以下の間隔で張られているんだそうで。
そして、奥のエリアは最初の写真の上の部分。こちらにも、結構しっかりとしたボス用の席的なワークスペースが1つ。
下のフロアに降り注いでいたのは、この天窓から入ってきた光だったわけです。
こちら、イギリス ロンドンの”Fraher Architect”という建築事務所のオフィスの写真なんですが、こういうワークスペースや書斎を一般家庭に作ってしまうというのも意外とありだったりするかもな、と思ったんですけれど。
個室の子供部屋/勉強部屋というのも別に悪いとは思いませんけれど、こういった「半個室」的に開かれたスペースで、親と子がある程度お互いの状態を意識しあったり、場合によっては声を掛けたり質問したり、ということができるくらいの作りになっている子供部屋って、子供の教育ということを考えた場合に、きっと良い方向に働いてくれるんじゃないかと思うんですよ。
それと同じく、親が仕事をしている姿や、本を読んだり、何らかの趣味に没頭・集中しているような姿を子供に見せるというのも、それはそれで、子供の教育上、何らか良い影響を与えてくれそうな気がしますしね。
まあ、子供たちの勉強時間とお父さんが自宅の書斎で何かをするような時間が重なることって、実際には休日とかの、かなり希なタイミングだったりするんでしょうけれど、それでも、せっかく家族で暮らしてるわけですから、こういう形で家族がつながったり重なったりできるスペースがあるのって、結構良いんじゃないかなと。
( via dezeen )