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【通したり遮ったり】ガラスとカーテンで空間を仕切る



こちらのお宅、スペースの仕切り方がちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきます。

例えばリビング・ダイニングの一画に、壁で囲むんじゃなくて、こんな感じに格子ガラスとカーテンの組み合わせで区切ったスペースが作ってあったりするんです。

格子ガラスで仕切られたリビング・ダイニングの一画

 

書斎はこんな感じ。

格子ガラスで仕切られた書斎

 

ベッドルームもこんな感じになってます。

格子ガラスで仕切られたベッドルーム1

格子ガラスで仕切られたベッドルーム2

 

これ、なかなか良いアイディアなのではないかと思うんですけど。

 

防音という面では、普通の壁に比べたら確かにちょっと弱いかも知れませんね。

断熱や冷暖房の効率という意味でも、壁で区切られた部屋に比べたら決して効率良くはないでしょうし。

でも、壁も何もない素通し状態よりは当然格段に断熱/冷暖房の効率は良いですし、カーテンを厚手のものにしてみたり、厚手のガラスや複層ガラスなどを選んだりすれば、防音の面も含めて、かなりの効果が期待できると思います。

 

何よりもこの作りだったら、その日の気分や必要に応じて扉とカーテンを開けたり閉めたりすることで、光や空気を通したり、視線や音を遮ったりと、単なる壁で囲われた普通の部屋では絶対に実現できない色々なバリエーションをかなり柔軟に楽しめちゃうわけです。

こういうの、四季のある日本に、結構合ってると思うんですよね〜。

暑い夏、寒い冬に活躍してくれそうなのは当然のこととして、春や秋なんかの良い感じの気候なんかも、自然な感じで楽しめちゃいそうな気がしません?

 

後から手直ししたり取り除いたりするのも比較的自由に出来そうですし、リフォームやリノベーションをする際に使ってみたいアイテムとして引き出しの中のどこかにしまっておくと良いかも。

( via int2architecture )

【空間を分けたりつなげたり】フレンチドアの向こうのベッドルーム



こちらのお宅のリビング・ダイニング、作りがちょっと素敵かなということで、ご紹介させていただきたいと思います。

 

明るく開放的な雰囲気のリビングスペース。

明るく開放的なリビング・ダイニング

一見何の変哲もない良い感じのリビング・ダイニングの風景なわけですが、写真右端に見えている、すりガラスの入ったドアの向こうがポイントでして。

このドアを開け放ちますと、その向こうは……。

すりガラスの観音開き扉でリビング・ダイニングに接続するベッドルーム

ベッドルームになってるんです。

 

これ、好みの話でもありますし、住む方の年齢や家族構成などによっても当然事情が変わってはくるとは思うんですけれど、リビング・ダイニングエリアとベッドルームを、同一空間または、それに準ずるような近い位置にレイアウトするのって、「便利さ」「面白さ」「スペースの有効活用」など、色々な面でのメリットがあると思うんですよね。

でも、本当に何の仕切りもなく、リビングと一続きの空間にベッドエリアを作ってしまったら、お客さんが来たときとかにベッドルームが丸見えになっちゃったりして、それはそれでちょっと困るかなと……。

その点、こんな感じに可愛らしいすりガラスのドア1枚で隔てたような作りになっていれば、開けておけば明るいリビング・ダイニングの雰囲気がそのままベッドルームにまで流れ込んできてくれますし、来客時には扉を閉めておけばエリアとして分けておくこともできるわけです。

 

ベッド側からのビュー。扉を開ければ、すぐそこにダイニングスペース。

ベッドルームから隣接するリビング・ダイニングへの眺め

フレンチドアを使って、大きく開け放ったままにしておけるようになってるところが、また良いですよね〜。

ベッドルームに隣接するリビング・ダイニングからベッドルーム内を覗く

季節の良い時期には一日中開け放っておくことで、外部からの空気をリビング・ダイニングからベッドルームまで通すことも出来ますし、逆に真夏/真冬には、夜寝るときなどには扉を閉じて冷暖房の効率を上げて、というような使い方もできますしね。

 

これからお家を建てるご予定のある方がいらっしゃいましたら、こんな感じのレイアウトも候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか?

( via no home without you )