テラス」タグアーカイブ

【1年を通じて楽しめる2つの半屋外スペース】ベランダの屋外ダイニングと隣接するサンルーム的多目的スペース



こういうダイニング・キッチンはいかがでしょう。

ブラインド越しに大量の光の降り注ぐ明るく開放的なダイニング・キッチン

 

正面の大きな窓からブラインド越しに大量の光が差し込む、明るく開放的なスペース。

ブラインド越しに大量の光の降り注ぐ明るく開放的なダイニング・キッチン 正面から

ほぼ正方形のスペースの二辺に壁付けのカウンター、中心にはダイニングテーブル。こういうレイアウト、スペースの利用効率もいいですし、何よりも、配膳や片付けがラクチンなところがいいですよね。

 

こちらのお宅、素敵なのはダイニング・キッチンだけじゃないんです。

ペニンシュラ型に突き出たサイドカウンターの向こうはリビング。

ブラインド越しに大量の光の降り注ぐ明るく開放的なダイニング・キッチンからリビングとその向こうのベランダを望む

 

そして、リビングのさらに向こう、ベランダには屋外ダイニング的なスペースが。

リビングに隣接する白いタイル貼りのベランダの屋外ダイニングスペース

 

そのベランダの隣には、サンルーム的な雰囲気の多目的スペースまで作り込んであったりして。

リビングに隣接する白いタイル貼りのベランダの屋外ダイニングスペースとその隣のサンルーム的な多目的スペース ワークスペース

こういうスペースで、お気に入りの音楽でもかけながらコーヒー片手にのんびり読書とか、何をするでもなくぼーっと日向ぼっことか、いいですよね〜。

 

このベランダも隣のスペースも、どちらも幅1.5m×奥行き4〜5m程度、2スペース合計でざっくり8〜9畳といったところ。イメージ的には、フロア全体の一番奥側を1.5m幅で確保して、そこに屋内的な屋外スペースと屋外的な屋内スペースの両方を作ってあるという感じでしょうか。

ベランダの半屋外ダイニングは、季節の良い時期、春、秋やなんかには当然いいでしょうし、真夏の朝夕や、冬でも暖かい日の昼間ならそれなりな感じで、なんだかんだで1年を通じてかなりのシチュエーションで使える使い勝手の良いスペースなのではないかなと。それに加えて屋内側のスペースもありますから、真夏や真冬の暑さ寒さが厳しい時間帯になんかには、ここを必要に応じてエアコンを組み合わせて使えばいいわけで、この2スペースで春夏秋冬24時間365日、いつでも開放感あふれる半屋外的なスペースのある暮らしを楽しめちゃうわけです。うちの自宅にもこんなスペース欲しいです。

まあ実際のところ、9畳分というと結構な広さなわけで、日本の都市部の住宅事情なんかから考えるとちょっと贅沢なスペースの使い方かなとは思いますけれどね。でも、「正直、そこまでスペースに余裕がないよ」というお宅でも、屋内側を、いろいろ使える多目的スペース兼各種道具類の収納スペース、みたいな感じでちゃんと使えるように作っておければ、実質的には9畳の半分、4.5畳分は実用的なスペースとして使えるわけですから、グッと現実的なプランになってくるかなと。

子どもが小さいうちは子ども部屋兼用の多目的スペースとして使っておいて、大きくなったら専有の子ども部屋や子供用の勉強用スペース、もっと大きくなったら、子ども部屋を別に移してここをまた多目的スペースに、みたいな感じで、いろいろ転用しながら使うというのもありかも。

このポストを御覧いただいているかたのなかで、これから家を建てたりリフォームしたりするご予定のあるかたがいらっしゃいましたら、こんな感じの半屋外スペースのある明るく開放的なお宅、検討候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか。

( via RUST )

【青空の下でリラックス】暖かみのある地中海風のやわらか空間



自宅にこんな素敵な屋外リビング的なスペースがあったら最高ですよね。

地中海風の白い漆喰で作られたギリシャ サントリーニ島のヴィラの屋上の屋外ダイニング&スパスペース

 

2つ並んだデッキチェアの向こうにはジャクージも用意されてまして、湯船につかって青空の下に広がる街並みをのんびり眺めながら、冷たい飲み物でもちょっと一杯、みたいな楽しみ方もできちゃうようになってたりして。

地中海風の白い漆喰で作られたギリシャ サントリーニ島のヴィラの屋上の屋外ダイニング&スパスペース スパを上から

実はこちら、どこぞのお金持ちの方のご自宅というわけではありませんで、地中海北東部、バルカン半島とアナトリア半島に挟まれたエーゲ海に浮かぶギリシャのリゾート地、サントリーニ島西部に建つヴィラ的な宿泊施設の屋上なんですけれど、ともかくまあ素敵なんです。

この屋上テラスのくつろぎの屋外リビングから階段を使ってお庭に降りていきますと、そこにはこんな感じの屋外ダイニングスペースが。

地中海風の白い漆喰で作られたギリシャ サントリーニ島のヴィラの中庭の屋外ダイニングスペース

 

屋内はこんな感じ。ゆったりとしたリビング・ダイニングスペースと、

地中海風の白い漆喰で作られたギリシャ サントリーニ島のヴィラのリビング&ベッドルーム

 

その向こうには、シャワーブース付きのベッドルーム。

地中海風の白い漆喰で作られたギリシャ サントリーニ島のヴィラのベッドルームとバスルーム

 

ギリシャとか地中海周辺の地域で見かけるこういう作りの家の室内の雰囲気、ちょっといいですよね。 玄関や窓から入り込んだ光が漆喰の白い壁に緩く反射して、ぼんやりとした明るさの暖かみのある空間を作り出してくれます。この白い漆喰は、屋根に降り注ぐ日光を反射して、建物内部が暑くなりすぎないようにする効果もあって用いられてるんだそうで。

ちなみにですが、この地域は夏場は最高気温が30度を越える日もあって、日本の関東あたりと同じくらいの暑さといったところなんですが、そこはそれ、湿度が少なくカラリとした地中海性気候のお土地柄ですから、30度前後あっても比較的快適に過ごせるんだそうです。冬場も平均最高気温は10度前後はあるそうですから、夏も冬も日本とはちょっと事情が異なるわけですけれど、こういう感じの家、思わず真似してみたくなっちゃうかも。

地中海風の白い漆喰で作られたギリシャ サントリーニ島のヴィラの中庭の屋外ダイニングスペースを上から

 

仮に日本でこういう家を建てるとしたら、関東以南の地域だったら、夏場だけを考えればこういうのもいいんでしょうけれど、それでも冬はちょっと寒い感じになっちゃうんでしょうかね。何かいい手があるといいんですけど。

例えば、

・方角と位置を考えて、夏場の午後に日が当たる箇所を白くする / 真冬の午前に日が当たる部分だけを黒く残す、とか → 真逆の季節に大変なことになりそうな気もしますし、そもそも、そんなふうに的確に塗り分けること自体が難しそうなも……。

・真夏と真冬で屋根や壁の色を塗り直すという手もあるかも → 手間とコストが半端じゃなさそうですし、1度何色かに塗った漆喰を再び完全に白くできるのかというあたりもちょっと疑問です。

まあ、そうそううまいやり方というのもないのかも知れませんし、こういう家に住みたければ、その家の持つメリット・デメリットを理解した上で納得して住むしかないということでなんでしょうかね。

いっそのこと、沖縄あたりに移住してこういう家を建ててしまうというのもありかも。そういえば、沖縄も白い家多いですよね。あれって暑さ対策なんでしょうか。今度また機会を作って調べてみたいと思います。

( via med villas )