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【出易さ重視】色々と宜しい感じのベランダ



コチラのベランダ、一見すると何の変哲もない(とはいえなかなか良い感じではありますが)ベランダなんですが、「これイイね!」的なポイントをいくつか抑えているように思えたので、自宅用としてちょっと保存しておこうかなと。

唐突にベランダのポイントが云々という話をしてしまいましたが、そもそもベランダって何のためにあるんですかね?
場合によっては「洗濯物を干すため」という非常に実用的なご意見が出るケースもあるかも知れませんが、大抵の場合の回答は、「屋外空間を(手軽に)楽しむため」というご意見に集約されるのでは無いかと。
つーことはですよ、ともかく「ベランダに出る」ことが出来ないと意味がないわけです。
で、ココラでこのベランダの宜しい点のお話に戻りたいと思います。
まず第一に、このベランダ、奥行きがあるトコロが宜しいのでは無いかと。
手前側の狭くなっている部分でも1.5m、奥側の余裕のある部分なら2m〜もしかすると2.5m近くはあるのでは無いかと。
こうじゃ無いとダメだと思うんですよ。
だって、例えば奥行き1mくらいのベランダに60cm×60cmくらいの椅子が置いてあったとして、その脇をギリギリすり抜けるようにしながら通ってベランダに出たり入ったりしたいですか…?
ま、ソレが絶対にNGとは思わないですけれど、やっぱちょっとヤかなと…。
そのうち億劫になって、だんだんとベランダに出なくなっちゃうと思うんですよ。
つまり【ベランダには奥行きが必要】っつーことです。
座り心地の良い椅子を置いて、そこで人が寛いでいても難なく後ろを通れるくらいの奥行きがあると、宜しいし嬉しいのでは無いかと。
続きまして2点目。
このベランダには、出入り口が2つあるトコロが宜しいのでは無いかと。
だって、出来れば頻繁にベランダに出たい訳じゃ無いですか。
で、例えば出入り口がリビングにしか無かったりして、平日は寝室とダイニングを行ったり来たりするだけの生活パターンの方だったら、もうそれだけで平日はベランダに出ないのが確定しちゃうんでは無いかと。
その点、例えばリビングとダイニングでも良いですし、寝室とダイニングでも良いんですが、ベランダに出るための出入り口が2つあるとするじゃないですか。
そうすると、「平日はダイニングから/休日はリビングから」とか「朝は…/晩は…」とか、様々な生活パターンの中で、気軽にベランダに出ていくシチュエーションというのが増やせるのかなと。
【ベランダの出入り口が複数あるとベター】っつーことなわけです。
極端な話、寝室とダイニングをつなぐようにベランダが作ってあったら、「毎朝起きたらベランダで歯磨きをして、そのままダイニングに行く」「夕食後はベランダでくつろぎながらコーヒ/ビールを一杯飲んでから寝室に行く」みたいなパターンだってアリなわけで、なんだか想像するだけでも毎日の生活がちょっと楽しくなっちゃって宜しいし嬉しいのでは無いかと。
最後は立地のお話。
このベランダ、中庭に面してるらしいんですよ。
んで、中庭に面してるとソレが宜しいのかどうかはちょっと微妙でして、日本の住宅事情やマンションのご近所付き合いとかを考えると、毎日パジャマでベランダに出て、お向かいの旦那さんに寝癖頭を見られてしまうのはちょっと宜しく無いとか、そういうコトもアリそうですしね…。
そういう意味では、もしかすると表通りに面してくれてたほうが、よほど人目が気にならないというパターンもあるかも知れません。
逆に、個人宅だったら断然中庭はアリなわけです。
そういう意味では、【ベランダはどこにあるかも重要】っつーことなのかなと。
立地条件や自分自身が気にしたい点をキチンと踏まえた上で、その条件にマッチした場所にベランダを作ることができると、より使い勝手の良いベランダになってくれて宜しいし嬉しいのでは無いかと。
以上
ざっと書きなぐったメモですが、自宅用ということで…。
( via Homedit )

【光も影も自由自在】テラスとタープの組み合わせ



先日、「屋外空間には屋根があると使い易くて何かとイイね」的な話を書いたんですが、もう一つの選択肢としてこういうのもあります。

テラス+タープの組み合わせです。
僕の自宅のテラスがまさにこのパターンにしてあるんですが、タープって便利なんですよね。必要に応じて張ったり外したりができますので、日本のように四季のある国には最適なのではないかと。
例えばうちの場合、梅雨時から夏〜初秋あたりまではタープを張ってるんですが、タープがあるとちょっとした雨くらいなら気にせずにテラスに出ることができますし、真夏の暑い時間帯でも半日陰的な空間の下で比較的涼しく過ごすことができます。逆に秋以降〜次の春までの、「日ざしを大切にしたい季節」には、タープを取り外しておくだけで日光の恩恵を最大限に享受することができますしね。半分に折ったり張り方や位置を変えることで、日陰の形、大きさ、位置や、室内に差し込む光までかなり自由度高くコントロールできるというところも、単に屋根を作るという方法では実現できないメリットの1つかなと。
費用がほとんどかからないのも嬉しいですね。
うちではIKEAのキャノピーというタープを使ってるんですけれど、4.15m×3.6mのサイズでスプリング金具付きのものが2,490円。これまで6〜7年使ってきてますけれど、メンテナンス的なものは不要ですし、今のところ破けたりもないです(コケが生えたのでオキシクリーンで洗ったことはありますけどが)。恐らく10年に一度くらいのペースで必要に応じて買い換えればいいのかなと。
これから家を建てる方で、この話を読んで自宅にタープを導入してみようかなと思った方は、テラスや庭に面した壁や塀などに丸カンを取り付けておいてもらうよう、忘れずに工務店さんにお願いしておきしょう。
その際、必要最低数だけを取り付けておいてもらうのではなく、30cm間隔くらいで色々な場所に沢山取り付けておいてもらうように頼んでおくと、必要に応じて色々なタープの張り方ができてホントに便利ですよ。
IMGP1474_[0].jpg
(使ってない丸カンには、ウッドデッキ掃除用のデッキブラシを引っ掛けておいたりも出来ます)
自分でDIYしても良いんでしょうけど、比較的高い場所での作業になるので、沢山取り付けると思ったより大変だったりもしますし、家の躯体に穴を開けて防水処置を施したりするのに若干不安が残るという方もいらっしゃるかも知れませんので、こういうのは躊躇なくプロに頼んでしまったほうがラクチンかなと。
( via CAANdesign )